春烙

寒いなあ…

四神伝 <あらすじ>

2008年07月08日 00時56分33秒 | 四神伝 二章
 『四神伝 一章』までの話


  一.玄武
 春の激しい雨。
 神の名を持つ兄妹、泳地(えいじ)・水奈(みずな)・壱鬼(いつき)・翼乃(よくの)は、研究所から逃げ出してきた、猫と合成された子供、アスカと出会う。
 それは運命という名に引き寄せられた出会いでもあった。
 アスカは再び研究所の者に連れ戻されてしまい、神兄妹は助けに向かうが――!
 アスカの悲鳴が響いた時。長男・泳地が、四神の長・玄武(げんぶ)へと覚醒する!

  二.青竜
 生まれていた時から能力を持つ末っ子・翼乃の次に、覚醒後に力に目覚める泳地。そんな中、世界では何かがうごめき始めていた。
 平安時代に出現したという、妖魔(ようま)に、神兄妹の三男・壱鬼は操られて末っ子を襲い、さらに、次男・水奈が誘拐されてしまった!
 次男を助けるため、泳地たちは敵の所へと行くが、行く手には妖怪(ようかい)が阻んでいた。
 高層ビルからその身を投げ出した水奈は、青竜(せいりゅう)へと姿を変えていく!

  三.白虎
 夏の暑さ。
 妖怪『座敷わらし』の姿が見える翼乃は、兄妹全員に管狐を送りつけた老人と再会し、『妖怪城(ようかいじょう)』という言葉を耳にし、能力に目覚めている泳地の次に、水奈の身にも変化が起こる。
 さらに、謎の声に導かれて、神器(じんぎ)を覚醒させる。
 そして、三男・壱鬼が、白虎(びゃっこ)へとなり、牙をむく!

 四.朱雀
 親友の家で謎の短剣を手にした翼乃は、『かまいたち』の兄妹、雷信とかがりとともに妖怪城へと来る。そこで翼乃が見たのは、倒れている兄たちの姿であった!
 戦いの中、短剣・弧鉄(こてつ)を目覚めさせ、力を開花させ、妖・焔斬(えんざん)を呼び出した翼乃は、卑劣な妖魔のやり方に怒り、ついに最強の名を持つ四神・朱雀(すざく)へと変身する!
 そして……翼乃は何も言わず、消えてしまうのだった。



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