名采配!?

昨日先発の高橋昂也は３回途中で交代させられた。
２回２／３　５３球　被安打２　三振３　四球４　失点０　であった。

１回は３凡、２回は先頭を四球でたすも併殺、２アウトから四球と２安打で満塁も次を三振。
３回も先頭を四球でだし、２アウト後に筒香に四球を出したところで交代。

向かっていく姿勢が見えなかったということか、はたまた深い思考からの決断か。







ニッポン放送ショウアップナイターの解説をした真中氏はこの采配について以下のように言及していた。

「3－0で勝っていますけど、緒方監督がこの試合に懸ける執念が伝わってくる。
　若いピッチャーなので、もう少しどうかなという状況の中、スパッと代えられる勇気がすごいですよね」
　
「明日はゲームがありませんので、中継ぎピッチャーに頑張ってもらうという思いだと思いますね。
　首位のチームがここまで徹していくというのは強さを感じますよね」



去年やられたヨコハマ相手にどうしても勝ち越したかった思いもあったかもしれない。
向かっていく姿勢をもっと見せろ！という強いメッセージかもしれない。
とは言え、
今の中継ぎ陣がそれほど充実しているとも思えないし、愛のムチが逆効果になる（育たない）かもしれない。
頼れる一部の投手の登板過多を招き、故障につながる事も多々ある。
四球を出すたびに即交代では、投手陣が疲弊してしまうのではと心配になってしまったのは私だけだろうか。
特に夏場の暑い時期、投手が一番しんどいだろうに。
ムチふるって絶対勝ちに行くっていう時もあると思うけど、昨日がその試合？

でもたしかに、１戦目一岡の四球からの敗戦を見れば、「なにやってんだよっ」って思うし、
昨日もリードしてるのになんで先頭から四球なんだよ、って見えましたけどね。


このあたりの選手起用が難しいところなんでしょうね。
勝っているうちは名采配だけど、負ければあーだこーだ言われるしね。
昨日の試合も結局は追いつかれ、１０回裏からは綱渡りに見えましたけど…、いやでも勝ったからよし!?

はたから見てるだけなので、細かいところはわかりませんが、
この起用法が秋の結果へ、来年の飛躍へとつながる事を祈ります。



最後に、スカパー！プロ野球セットＣＭに出ている落合氏のコメント
菊池選手のような守備のうまい選手はチームにどんな影響を与えるかという質問について、

「なにかあったらここに打たせればアウトにしてくれる。そういうポジションが一つでも二つでもあると、
　ピッチャーは精神的に楽でより良い配球ができるんですよ。だから監督時代、エラーがあったときよく
　投手に言っていたのは『その配球じゃなくて、一番うまい選手の所に打たせてアウトを取ってもらえば
　いいじゃない。下手な所に打たせたおまえが悪いんだよ』と。納得してましたよ（笑）」
　

うーん、オレ流ですな(^.^)w



おしまい