就職活動の叫び~一人で悩まずこれを見ろ

この春に社会人となった先輩達が就職活動を振り返り、後輩にぜひ伝えておきたいポイントをお話しします

きっかけを逃さない就職活動を

2024-04-11 07:00:00 | 就職活動

「雑談選考」
きっかけはたった四文字でした。

大学院2回になったばかりの4月から始めた就職活動。
業界を絞って取り組んでいました…が就職活動はそんなに甘くありませんでした。
10社以上面接を受けましたが、思うような結果は出ず、2カ月で第一志望の業界をきっぱり諦めることを決断しました。

次に見始めたのがモノづくりのできる企業。
ただ、こんな製品が作りたいという強い思いはなく、とりあえずナビサイトを見ながら色々と模索することに。
そこで目に入ったのが「雑談選考」という四文字。
形式的な面接ではなく、社長と直接話ができるとのことで、すぐに説明会の予約をし、話を聞きに行きました。

初めての会社訪問では、先輩社員のメッセージに書いてあった通り、社長と常務が車で駅まで迎えに来てくれました。
面接の前に経営陣に会う、しかも車という密室空間で緊張しないわけがありません!
しかし、緊張がほぐれるように社長が色々と会社の話をしてくれたこともあり、会社に着くころには緊張はなくなり、ありのままの自分で話すことができていました。
その後もナビサイトの情報通り、形式的な質問はなく「雑談」がメイン。
会社見学も社長が案内してくれ、社長との距離の近さ、社内の雰囲気を肌で実感しました。

就職活動を始めたころに受けていた大手企業では人事の人との集団面接がほとんどでした。
しかし、この「雑談選考」という形のおかげで、社長と密に話せ、会社の雰囲気を知ることができた上に、自分自身も着飾ることなく話すことができました。
最終的な決め手も社長の「80名ほどの会社で、これ以上規模を大きくする予定はない。社員の顔と名前が一致する距離感で居続けたい」という言葉がきっかけで、今感じている会社の雰囲気は今後も変わることなく、長く働き続けられると思えたことでした。

僕の出会いのきっかけはたった四文字でした。
色々悩む就職活動ですが、みなさんにとっての出会いのきっかけが必ず見つかります。
そのきっかけを逃さないように全力で頑張ってください!

【電子部品メーカー 技術開発職】



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