昨日のWBC決勝では、日本が5-3で韓国を下し、見事に連覇を果たしました。試合開始時間が遅れるなどアメリカのメディアの対応は冷ややかでしたが、WBC史上最多の5万4846人もの観客を集めたのは、なんとなくフェアで野球好きのアメリカらしさが出ていて嬉しくなりました。終わってみれば、韓国5本に対して日本は15本と、ヒット数だけ見ると、一方的に押しまくって、もっと得点差があっても良いくらいですが、韓国は日本の野球経験者を招いて緻密な日本野球を吸収したと見えて、基本に忠実でチームプレーに長けるという似たような手堅い守りに、1点を争う白熱した好ゲームとなりました。
韓国メディアも、さすがに「決勝戦にふさわしい名勝負だった」「国民に感動を与えてくれた」と健闘を称えていますが、「韓国野球の底力を見せてくれ、選手は拍手を受ける資格がある」と言うあたりは、(韓国語の訳出の問題があるかも知れませんが)相変わらず異質です。聯合ニュースは、「『韓日野球戦争』は続く」と題した記事を配信したそうで、「戦争」という過激な表現に韓国の国民感情が表れているようで面白いと思いますが、オリンピック同様、代理戦争として何年かに一度の感情のはけ口になればいいですし、どうやら野球においては日・韓が宿命のライバルであり続けることは間違いありません。こうしたマスコミの反応とは別に、選手レベルでは、巨人で活躍する李選手の好待遇が知られていることもあって、韓国選手の頑張りは、反日感情だけではない、日本野球に対するアピールの場でもあるためだ、という指摘があったのもまた面白く感じました。人間社会というのはなかなか一筋縄では行きません。
今回もまた松坂がMVPを獲得しましたが、松坂本人も岩隈に申し訳ないようなコメントを残している通り、数字に表れている以上に岩隈の打たせて取るしぶといピッチングは素晴らしく、力で押すダルビッシュと対照的に、抜群の安定感が、一際、印象に残りました。ダルビッシュも、北京オリンピックに続き、国際舞台で良い経験を積んだので、今後に期待しましょう。
そして延長10回のイチローの決勝打にはしびれました。韓国ベンチは、イチローとの勝負を避ける指示を出しておきながら、はっきりと敬遠のサインを出さなかったことを悔やむ監督談話が伝えられていますが、野球は、結果を気にしない真っ向勝負が面白いわけで、こうしたWBC最高に盛り上がる場面で結果を出したイチローはさすがと言うほかありません。これまでの長い不振とそれに伴う重圧を一気に払拭し、心置きなく勝利の美酒に酔えたことでしょう。今回の一連の報道で、イチローの苦悩がなんとなく伝わって、より人間的な?親しみを覚えましたし、これを機に、もう一段の高みを目指して欲しいと思います。
選手起用に関しては、ノムさんが、原監督はパリーグの選手を知らないから、パリーグのコーチを入れるべきだったとぼやいておられましたが、この場外舌戦に関しては、その通りだった気がします。いずれにしても素晴らしい戦いぶりを見せて感動を与えてくれた全ての選手に感謝したいと思います。(なお、文章において選手名を呼び捨てにするのは憚られましたが、会話と同じくその方が文章が流れるため、WBCに限って選手名は一種の商標とみなして一部を除き敬称を略しました)
韓国メディアも、さすがに「決勝戦にふさわしい名勝負だった」「国民に感動を与えてくれた」と健闘を称えていますが、「韓国野球の底力を見せてくれ、選手は拍手を受ける資格がある」と言うあたりは、(韓国語の訳出の問題があるかも知れませんが)相変わらず異質です。聯合ニュースは、「『韓日野球戦争』は続く」と題した記事を配信したそうで、「戦争」という過激な表現に韓国の国民感情が表れているようで面白いと思いますが、オリンピック同様、代理戦争として何年かに一度の感情のはけ口になればいいですし、どうやら野球においては日・韓が宿命のライバルであり続けることは間違いありません。こうしたマスコミの反応とは別に、選手レベルでは、巨人で活躍する李選手の好待遇が知られていることもあって、韓国選手の頑張りは、反日感情だけではない、日本野球に対するアピールの場でもあるためだ、という指摘があったのもまた面白く感じました。人間社会というのはなかなか一筋縄では行きません。
今回もまた松坂がMVPを獲得しましたが、松坂本人も岩隈に申し訳ないようなコメントを残している通り、数字に表れている以上に岩隈の打たせて取るしぶといピッチングは素晴らしく、力で押すダルビッシュと対照的に、抜群の安定感が、一際、印象に残りました。ダルビッシュも、北京オリンピックに続き、国際舞台で良い経験を積んだので、今後に期待しましょう。
そして延長10回のイチローの決勝打にはしびれました。韓国ベンチは、イチローとの勝負を避ける指示を出しておきながら、はっきりと敬遠のサインを出さなかったことを悔やむ監督談話が伝えられていますが、野球は、結果を気にしない真っ向勝負が面白いわけで、こうしたWBC最高に盛り上がる場面で結果を出したイチローはさすがと言うほかありません。これまでの長い不振とそれに伴う重圧を一気に払拭し、心置きなく勝利の美酒に酔えたことでしょう。今回の一連の報道で、イチローの苦悩がなんとなく伝わって、より人間的な?親しみを覚えましたし、これを機に、もう一段の高みを目指して欲しいと思います。
選手起用に関しては、ノムさんが、原監督はパリーグの選手を知らないから、パリーグのコーチを入れるべきだったとぼやいておられましたが、この場外舌戦に関しては、その通りだった気がします。いずれにしても素晴らしい戦いぶりを見せて感動を与えてくれた全ての選手に感謝したいと思います。(なお、文章において選手名を呼び捨てにするのは憚られましたが、会話と同じくその方が文章が流れるため、WBCに限って選手名は一種の商標とみなして一部を除き敬称を略しました)
カリフォルニアにはアメリカ最大というか世界最大のコリアタウンがあるから
観客の2/3は移民などのコリアンだったしね
韓国で三冠王とったイ・デホとか年俸3000万円くらいですからね
MLBは契約でゴネる韓国プロ出身選手を敬遠する傾向にあるし←スンヨプがゴネたからだが
スンヨプが高額+長期契約したことで日本にめがむいてますね