【日用品+】木彫りのフクロウと

商品＝実寸大スケールの強みであり、本来もっとアピールを受けても良いような気がするポイントは日常の風景と溶け込める…という点ではないかと考えます。
普通模型のディオラマを作ろうと考える時、その背景もまた工作が必要であるという手間はなかなかに大変で、大抵の場合モチーフの主役となる模型を作ってしまった時点で情熱が尽きてしまい背景の制作にまでたどり着けません(かく言う私も小中学生の頃に何度ＡＦＶ模型ジオラマ作りに挫折したことやら…)。
最近では様々なフォトレタッチソフトを使用することで工作の手間を省くことが出来るようになりましたが、これはこれでモチーフの切り抜き作業や画面のマッチング作業等など、別の煩雑な作業に追われることとなるのです。

ホビーとは本来自分が楽しめれば良いというのが基本ですので、気にせず砂場に模型を配置してしまっても何にも問題は無いわけですが、ネットの普及によって大袈裟な話「総表現者時代」の様相を呈してしまっている現在ではやはり人様に自分の成果を披露したくもなるのは至極当然の心理ではあり、そのためには多少なりとも見栄えは良くしておきたいのが人情と言うものです。

その点ミゼットを含む「商品＝実寸大スケール」という設定は背景に事欠きません。何しろ日常にあるあらゆるものがその背景であり、そこに配置して写した写真は即ち「ディオラマ」となるわけですから…。

小理屈はともかく、木彫りのフクロウと組み合わせて撮影してみました。こういうシチュエーションもほほえましくて悪くはありません。滅多に使わない紗をかける機能を使ってみましたが…ちょっとやり過ぎたかも知れません(汗)。

至近距離から一枚。近接撮影機能フル活用です…がフォーカスが狭いのが難点ですね。

何より完成までが極めてお手軽なのが利点。この２枚で撮影５分PC上での補正作業10分で完成ですから手間隙いらずにも程がある…といったところでしょうか。
ブログの記事更新を滞らせたくないのにスケジュールが詰まって画像素材を作る時間の無い方には、是非お勧めです…って、誰の話だ？