SWORD中央ラボ分室

『アストロミゼット』HPブログ出張版
自企画の紹介が主ですが「小サイズ可動フィギュア」の可能性も広く研究しています。

【フォト作品】イメージとしての基地アイテム

2012-05-27 06:01:07 | Gallery
いつか手がけるであろう(…か?)基地アイテムの検討材料として、現在チマチマとダンボール製の基地など試作しているところですが、さらにそのイメージ把握のために十年以上前に同人誌の表紙撮影用に製作した基地イメージのディオラマ画像を引っ張り出してみました。
残念ながらこのディオラマ自体は既に解体してしまったため現物は残っておりませんが、幸い画像製作用のデータが残っていたため、これをベースにミゼットを合成してそれっぽいシーンをでっち上げ。

ディオラマはスチレンボードの土台にイラストボードを切った貼ったしてパネル処理と張り出し等を製作、適当にジャンクパーツをデコレーションした後に缶スプレーで塗装、やはり適当にシールで飾りつけ。ディオラマというよりは舞台セットに近い物であるかも知れません。
現物を見せる目的ではなくこの後PC上で画像加工を施して表紙イラストの背景にするためのものなのでこれでも十分役目は務まります。
むしろ当時苦労したのはPCを持っておらず、また当然ながら画像加工ソフトなども無い環境下で漫研の先輩の機材を貸してもらって作業したこと。
また素材の写真もデジカメなど持っていなかった当時は一度アナログのカメラで撮影後、スキャナーで取り込んで先輩宅で合成…なんて、素人は素人なりに努力していたものです。

さて、個人的に思うところでは、フィギュアと比較してやはり基地アイテムというのはある程度の広さ、大きさが必要である、と感じるのです。
昨今はメカニックディティールが施されたディスプレイスタンドなどのアイテムが市販されており、多くの人がこれを多重連結して基地に見立てる…等の活用をしていますが、もちろんそういう遊びを大いに支持するという前提の下で語るのであれば、それでもディスプレイスタンドはディスプレイスタンドでしかない…!と断ぜざるを得ないような気がしてなりません。
そう考える根拠、そして譲れない部分はいずれまた触れようと考えますが、「飾ること」を第一義にデザインされたアイテムはそれゆえの「限界」を避けることができないわけです。

で、結構大きく見えるこのディオラマも実は意外に小さかったりする。本当の縮尺のフィギュアを合成するとこんなもの↓


ダンボール基地の方はそれなりに大きなものを作ってみたいと考えます。

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