SWORD中央ラボ分室

『アストロミゼット』HPブログ出張版
自企画の紹介が主ですが「小サイズ可動フィギュア」の可能性も広く研究しています。

【ミキシングビル道】エアプレーンを作る・4

2007-10-03 04:04:44 | Mixing-build
今回は翼の工作です。単純なやり方は単にジャンクパーツからSFメカ系のウィングを持ってきてくっつければ済むだけの話なのですが、オリジナルメカとして素材となったGファイターの特徴を落としてゆくためには相応に元の翼との差別化を図らなければなりません。
幸い最近のメカ…特にモビルスーツ系はごく普通に背中にウィングを持っているので素材に事欠くことは無いと思います。あとは個人的なデザインの好みだけですね。
余談ですが私個人は最初の段階から飛行能力を持っているロボットは決して好きではありません。「飛べないことによる危機的状況~改造による飛行能力獲得~パワーアップの演出」はたとえ先の読めるベタな展開であっても何やら心躍る黄金の演出ではないかと思うのです。…もちろんこれも好みは人それぞれでしょうが。
閑話休題。兎にも角にも、Gファイターの符号から離れた形状を選び、且つデザインの親和性を重視して同じガンダム系のキットから部品をチョイスします(同じデザイナーではない部品もあるので必ずしも効果があるとは言えませんが)。
ウィングの基部には本体の箱構造とのギャップにワンクッションを置くため、1/144パラスアテネの背部スラスターユニットを使用。

このキットも現在発売しているHGUC版ではなく旧キットを使用しております。
個人的にはあまりパイロットのキャラクターが好みでないためMS自体はさほど好きではないのですが、部品ごとのデザインを見ると非常に応用性の広い良いデザイン(をしたパーツ)のキットと言えます。
こうしたミキシングビルドやセミスクラッチの素材として極めて重宝するキットですし、現在でも比較的入手が容易いはずなので部品ストックのみの目的のためでも是非買っておいて損をするキットではないと考えます。…悪いことは言いません、2~3個は買っとけ!(←今回こればっかり?)

パーツ側面には5㎜プラ丸棒でジョイントを設置、前回本体側に設けたジョイント孔に対応します。

次回は本体の工作を仕上げて組み立てを行います。完成した機体のアウトフォルムは鳥みたいでかなり格好良くなったと自画自賛…いや…、80%以上は元々のデザインの勝利か?




(今回の作業時間:2時間半)

この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 【イラスト】イオ&ガニメデ(... | トップ | 【雑記】今日観ることが出来... »
最新の画像もっと見る

Mixing-build」カテゴリの最新記事