SWORD中央ラボ分室

『アストロミゼット』HPブログ出張版
自企画の紹介が主ですが「小サイズ可動フィギュア」の可能性も広く研究しています。

【カスタマイズ】ムクの意味と利点

2007-09-15 03:59:55 | Custom-made
こういう媒体であればこういう企画…と常日頃からあれこれとは考えておりますが、ガレージキットにもまたガレージキットなりの…個人で扱える素材として「レジン」を用いる意義や利点を熟考してそれに応じた商品企画を考えております。

ではレジンの良さとは?たぶんそれは中身が一様の「ムク」の素材であることと私は考えます。
確かにレジンは接着や塗装に難があるという欠点もあることは否めません。が主に一般流通する市販メーカーが扱うABSやPS等では不可能な肉厚の成型(ABSやPSではあまり単一部品が肉厚になるとヒケが生じてしまいます)とそれゆえの「重さ」が出すどっしりとした重量感と存在感はなかなかどうして、魅力的であります。
こうした素材の性質から考えた結果、当作品の世界観に見合うガレージキット向けの商品は1パーツ1パーツが比較的大振りなムクの塊による「形に意味を持つ複数種のブロック」で構成される「メカニック」が適切と考えたわけです。
各パーツには細かいギミック等を盛り込むことこそ出来ませんが、その代わりムクであるが故にどこに穴を開けてもジョイントとして機能します。
さらにそれらが同一のジョイントで組み換えできることで多分製作者の考えも超えてしまうレベルでのオリジナルの組み合わせが可能となります。
実は以前の記事「俺カラーのスゝメ」で提案した同一色で統一するというのがこの時有利に働きます。同じ色であれば別のメカニックの部品を組み合わせても何となく統一感が取れてしまうからです。

画像は以前ガレージキットとして販売していた商品で組んだメカ。『イズナ』×1を中心に、『タツノマ』×2、『アクリス』×2、『コネクトザック』×2で構成されています。
こうして考えると各商品は2個づつ買っておくと後々便利かもしれません…という言い方はちょっとばかしあざとくもありますが(汗)。

多分今後更に商品を増やし「ブロック」の種類が増えていけばより具体的に、判りやすく説明できるかもしれませんね…。今はこれが精一杯。







…でも…

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