3人の関係に進展が・・・?
第13話「潮騒」
(概要)
二学期が始まり、アストラエアの丘に華やかさが戻った。
スピカ生徒会は、来るエトワール選に向け動き出す。
詩遠の思惑と、要、桃実の思惑の違いが鮮明になっていく。
生徒会の思惑など知らぬ光莉と天音は、次の日曜日に、一緒にでかける約束をする。
だが、その約束を知った要は、二人の邪魔をする計画を立てる。
光莉と天音の接近が、自らがエトワールになるための、障害になり得るからだ。
そして日曜日……。
夏休みに入る前からの約束通り、
今度の日曜日、光莉ちゃんは天音さんとお出かけすることに。
それを知った要と桃美は、エトワール選勝利のために手を打つ二人。
デートの日に二人の関係を壊すこと。
また光莉ちゃんに、この二人の魔の手が忍び寄る。
洋服は、夜々ちゃんに選んでもらい待ち合わせの駅に向かう光莉ちゃん。
いちご舎を出る前に、桃美さんにつかまってしまう。
そして、要が拉致。
いきなり、背中に手を回す要。
ブラいただき^^
その頃、夜々ちゃんは光莉ちゃんがハンカチを忘れていっているのに気がつき後を追いかける。
そこに、ボタンが落ちてるのに気が付かず拉致現場を素通り。
さて、次は天音ね。
光莉のことは要に任せて、桃美は次のターゲット天音に向かう。
「短刀直入に言うわ。エトワール選に出ないでくださる。」
「此花さんはいい子ね。よく考えて、あなたにその気がなくても、あなたの行動で困る人が、いえ、傷つく人が大勢いるのよ。」
「あなたは、もっと慎重に行動しなくてはならないの。それがスピカのスターとしての責任だわ。」
「どちらにしても、此花さんは来ないわ。あの子は、解ってくれた。」
そりゃ、光莉ちゃんは来ないでしょうよ。あなた達の陰謀にはまっているところなんだから・・・。
光莉ちゃんに追いつけず戻ってきた夜々ちゃん。
やっと、廊下に落ちている光莉ちゃんのボタンに気が付く。
そして、部屋の中から光莉ちゃんの悲鳴に近い声が聞こえる。
光莉ちゃんのピンチを夜々ちゃんが救う。
「行きなさい。さぁ。」
光莉ちゃんを行かせ、
「何を企んでいるんですか?」
「二度とこんな真似しないでください。」
要に言い寄るが、
「わたしは、光莉を愛しているだけだ。愛の邪魔をする権利が君にあるのか?」
「君には、そんな権利あるまい。」
「そう、愛を止めるのは愛だけなんだから。」
自分のことしか考えてない人が愛を語る。
光莉ちゃんのこと愛してないくせに。
「愛を止めるのは愛だけ・・・。」
その言葉が、夜々ちゃんの心の中に響いてしまう!!
それは、悪の言葉ですよ。夜々ちゃん。
助けてもらった光莉ちゃんは、急いで駅に向かうが電車は行ってしまう。
電車が行くのを見て落ち込む光莉ちゃんでしたが、
天音さんはホームで光莉ちゃんを待っててくれました。
天音さんは、街とは逆方向の電車に乗る。
駅から、しばらく歩き。
すばらしい景色の砂浜に出る。
静かでお気に入りの場所に光莉ちゃんをご案内。
二人の世界に。
「どうしたんだい?ボタンが取れてる。」
気が付くのが遅い天音さん。いまごろ気が付くなんて・・・。
「なんでも、ありません。」
「もしかして、剣城たちと何かあったんじゃないか。」
「光莉!!」
「大丈夫です。夜々ちゃんが助けてくれました。」
「それで、遅れたわけか・・・。まったくあの二人は。」
「わたしのせいで、光莉にも迷惑を掛けているようだ。」
「違います。天音先輩のせいではありません。」
「いいんです。」
「わたし、天音先輩と一緒にいられるだけで・・・。それだけで・・・。」
「ありがとう。」
「私もだよ。」
「光莉とここに来られて本当に良かった。」
「天音先輩。」
「光莉をこれ以上危ない目にあわせたくない・・・。でもまた会いたい。」
「わたしも。」
いい感じになってきた光莉ちゃんと天音さん。
来る時は手を繋いでませんでしたが、
帰りはしっかり手を繋いで幸せな気分でいちご舎に帰ります。
「行かせてよかったのかなぁ・・・・」
フカイタメイキ(;д;)=3=3=3=3
ひとり悩む夜々ちゃん。
今日のデートがうまく行ってしまったら
光莉ちゃんとの距離がさらに離れちゃいますからね。
「時間の問題さ。わたしが本気を出せば・・・。」
まだ、何か企もうとしているお二人。
今回は、本気じゃなかったのかな?
前も、わたしが本気を出せば・・・と言っていたような気がしますが。
魅力がないんですよ要さん。たぶん・・・。
二人の世界を楽しんでいてください^^
「ただいま。」
「お帰り。」
「夜々ちゃん、今日はありがとう。」
駆け寄ってくる光りちゃん。
「あのね、天音先輩また会ってくれるって。」
「・・・そう、良かったわね。」
「夜々ちゃんにプレゼント。」
「はい。」
「桜貝・・・。わたしのために・・・。」
急に両肩に手をのせる夜々ちゃん・・・。
「へぇっ」
「夜々ちゃん?」
「どうしたの?」
目がやばいです。
夜々ちゃん。
!?工エエェ(゜〇゜ ;)ェエエ工!?
とうとう、光莉ちゃんの唇を奪っちゃいました。
光莉ちゃん、多分これがファーストキスなんだろうな。
天音さんより先にしてしまいました。
要さんの言葉
「愛を止めるのは愛だけ・・・。」
が、夜々ちゃんの行動を後押ししてしまった。
桜貝のプレゼントもスイッチになったんでしょうね。
光莉ちゃんの事ばかり考えていて、帰ってきたかわいい光莉ちゃんがプレゼントをもってきてくれたんですからね。
夜々ちゃんは、今まで我慢して天音さんとの関係を応援してきて、自分の想いは決して伝わらない辛い立場にいましたから・・・。
ついに一線を越えてしまった二人。
今後、どうなってしまうんでしょうか。
次回
第14話「親友以上」
「友情と愛情って何が違うんでしょう?」玉青ちゃんが言うとなんか重い・・・。
光莉ちゃんと夜々ちゃんの関係修復のお話しになるのかな?
急展開が続くストパニ。
次回も楽しみです。
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現に静馬と渚砂の件でも、思い切った事をして今までのような関係を作り戻すには、相当の時間が必要であると思った。
しかし・・・口説き文句に地球温暖化と月がとっても青いからは無いだろう・・・
吹き出してしまった
天音さま カッコいいです。
カッコよくて 一番 絵になるカップルかも?です。
しかし、スピカは 陰謀が渦巻くドロドロした学校ですねぇ。
いつもご訪問有難うございます。
最近、展開が面白くなってきたのでストパニが楽しみな私です。
要たちの陰謀はまだ続くのでしょうかね。