ユイ：「…もったいないとは思わない？」
アキ：「元々、オラ、興味ねえがら。…でも」
アキ：「楽しがったなあ～」
夏ナレーション：「それはアキにとっても素敵な思い出でした」僕は能年さんからたくさんの素敵な思い出をもらいました。
数え上げたらきりがありません。
ですが、「楽しかったなあ～」と、過去の作品の思い出だけで終わらせてしまうのは、それこそもったいないです。
喜劇王チャップリンにこんな有名な逸話があります。
新聞や雑誌の記者から「あなたの最高傑作は何ですか？」と聞かれると、
いつも「NEXT ONE（次回作だよ）」と答えていたそうです。
このお話、真偽のほどはわかりませんが、過去の作品に満足せず、
常に良い作品を目指していくチャップリンの意気込みをよく表しています。
そう遠くない将来、能年さんにとって、大きく未来が拓ける日が必ず来るはずです。
そしてそのあとは、様々な作品にチャレンジする女優人生を歩んでいけると信じています。
「私の最高傑作は、次の作品です」
芸能記者に笑顔でそう答える能年さんの姿が目に浮かぶようです。
