ＪＲ山手線渋谷駅を降りて、スペイン坂入口まではスマホの地図を見ながら容易に辿り着けました。（あらためて、スマホすげぇ！）
坂の入口に、大きなポスターを発見。
ところで、スペイン坂と言えば、映画『海月姫』で、パルコでのくらげ展に向かう月海が、怯えながら（？）上って行ったあの坂ですよね。
事前に用意した映画のカットと比べながら、僕もゆっくり上って行きます。
が、
ここ。
が、
ここ。
坂を上りきると、
今は、工事中。あれ？ギャラリーは？工事中ってことは知っていましたが、目的地が坂の上にあると思い込んでいた僕に、一抹の不安がよぎります。
スマホで住所を検索しても、マークが指し示すのは今自分がいるあたり。
たまらず、通りがかりの数人に道を尋ねても、
「パルコはもう潰れて、今は工事中ですよ」とか「ギャラリーなんてあったかしら」というお返事ばかり
「ほいで、ここはどこね、いったい～！」
遊郭で道に迷ったすずさん状態の僕は、一気に不安のどん底へ。
泣きそうになりながらぐるっと大回りをして、坂の入口に戻り、ポスターの前からやり直し。矢印が坂の奥に向いているので、ここで間違いないはず。左右に注意を払いながら、ゆっくり上って行くと、道の左側に看板を発見。
なんだ、坂の途中にあったのか。ほっと一安心。
カウンターで500円を払うと、例のおみくじを渡されます。
はい、出ました。『大牙凶』
この写真、ネットでさんざん見たのでもう載せるのはいいかなって思いましたが、やっぱりアップしたくなりますよね～。
大小さまざまな作品が、所狭しと展示してあります。想像よりずっと数が多い。のんさん、時間がない中ホント頑張ったねえ。大変だったでしょう。１つ１つしっかり見ていくと、思いのほか時間がかかります。
床も、壁も、天井までも大胆に使って、のんワールドが展開されています。
今回のシンボル的存在、巨大ハムスター
のんちゃんねるの放送中に「ピコピコ」いっていた音の正体は、これだったんですね。
画にではなく、フレームのガラス（アクリル？）に切り紙を貼り付けて立体感を出しています。絵画には疎いのですが、こういうのは普通にある技法なのでしょうか。
この子は、いったい何をしてこんな目に遭っているんでしょう。いや、きっとそういうコンセプトではないはず。もちろん、奇抜な作品ばかりではなく、憂いを秘めた少女の絵や、ほんわか心の温まる絵もたくさんあります。
ギャラリーを出て、5月8日のライブ会場の位置を確認しにちょっと寄り道をします。寄り道と言っても、本当にすぐ近くでした。この日の夜、のんさんはインスタで「初リハーサル」を報告していましたので、僕が行った時ここにいたのかもしれません。
ついでに当日泊まるホテルも確認したので、もう5月8日は万全です。
<(｀^´)>
とりとめのない話に、最後までお付き合いいただいて、ありがとうございました。
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