スウェーデンハウス建築日記@札幌

スウェーデンハウスが建築されるまでを記した記録です。

お庭着工

2005年07月15日 | お庭作り
暑い時期に工事が始まりました。
数字にうるさいダディは無理を言って工程表を要求。
7月からお盆を挟むので約1ヶ月ほどの工事となりました。

こちらは工事直前の荒れ放題の庭。


ちっちゃいショベルカーで掘り起こして、植物を植える場所には黒土、レンガや石を敷く場所は砂利が入ります。
ショベルカーの出入りする場所は残しておきます。

まだ掘ったりするだけのせいかおうちの中に居ると騒音は余り聞こえず。
暑いので窓開けちゃうくらい平気です。
ショベルカーの右に見える円形の砂利は物干しが刺さる場所。

塀の場所は掘って土台を作ります

途中の排水溝かなんかが邪魔くさそう・・

おうちの裏には黒土さんがどっさり。
犬走りと土の間には縁石が入ります。

さて何を植えよう?

設計図完成

2005年07月08日 | お庭作り
2週間ほどで最初のデザインが出来ました。

塀ははっきり言って文句ナシ。ちょっと穴を直したくらい。
畑は南側に2つに分けてまっすぐ設置。真ん中に小道とパーゴラ。
物干しの円は北側にどーんと作り、枕木の道。

デザインの良さにうっとりです。
でも見積もりも350万くらいになってしまったので余計なものはカットカット。
いくつか気になる点はひとつづつ改良したりしました。
カットしたのはパーゴラやレンガを積んだ台(1つ6万くらいした・・。)やエントランス側に立てた枕木など、予算オーバーしまくりで物置もカット!
次の年に作る事にしました。
パーゴラは美しく飾ればいいけれど、手入れが大変だし、そんなに大きな庭じゃないのでゴミゴミした感が出るのがいやで外しました。
レンガの台は欲しかったけど、あまりに高いのでカットです。
自分でもやろうと思えば作れる代物だしね。

それから、お隣との境をどうするか悩んでたのですが、大胆にもウッドフェンスを作る事を提案してきました。
屋根の雪がかかるので耐久と、お隣からの印象で悩みましたが「庭を作るついでに作ったって言えば大丈夫です。」といわれ納得。
ウッドフェンスが出来れば、少しは気にしてルーフヒーティングか雪止めをつけてくれるかな・・・。(と淡い期待)

何度か手直しをしてもらいこんな感じに

(この図ではまだパーゴラなどついてます)

入り口の塀には、アイアンサインもつけることにしました。
以前教えていただいたムース君のアイアンサイン!
道路に面して花壇。花壇後ろの塀は少し高くしてその後ろにあるテラスへの視線を遮ります。
近隣の家からの視線は木を植えて目隠し。
ただ、木は植えすぎると数年たってわさわさになるので、初めの年は計画の1/3だけにしたほうがいいと教わりました。

話を進めていくうちに、こちらの意見が通らない時もありました。
職人気質な方なので「これにはこれ!」というガンコなところもあるようです。
なるほどと思う部分もありましたが、ママンは意気消沈して「こっち意見を聞いてくれないんだもの」と諦め気味でした。
用意されたものを見て「他にはないの?」と思っても「コレが一番です!」とほかを選ぶ余地を与えてもらえません。
「どうしてもこれにしたい!」とか打ち合わせには強い意志も必要だと思ったり・・。

打ち合わせ

2005年07月08日 | お庭作り
さて打ち合わせの日。
ママンはお仕事があるので欠席。
まずはこちら側の最低条件と、イメージを伝えます。

◎あらかじめ購入しておいた外国製の物干しの設置場所を確保
◎畑が欲しい
◎道路に面した場所は塀を作る
◎物置の設置
◎木(コニファー)を植えたい

イメージは、洋風ガーデンで今っぽいけど流行り廃れのないデザインや素材を使うこと。
デザインについてはブルーメンガーデンはセンスがいいので余り細かくは言いませんでした。

物干しは、ネットで購入したニュージーランドのもので日本の一般の物干しとは違い開いた傘ような形状で、支柱から出た4つの棒にロープが通してあり、回転します。
回転することで万遍なく日が当たり、風も通って早く乾きます。
こちらのサイトに詳しく書いてあります)
かなりステキアイテムなのですが、ネックは「場所をとる」ということ。
開いた状態だと軽く直径5mの円が必要です。

畑はママンご希望。
当然日当たりのいい場所が良いです。

塀は色々なおうちのを見て参考にして、まっすぐな塀ではなく何かアクセントのあるものを希望。
初めは塀の上を上下させて波型にしてはどうかな、と思ったのですが
施工例の写真にもっとステキなものがあったので、「こんな感じがいいです!」とお願いしました。
おうちの1階部分はタイルなので、全面レンガやタイルではなくしつこくない程度の塗り壁を希望。

上から見たうちの図

真ん中の青いのがうちです。
エントランスの大きな駐車場は車2台分。(規定では3台までOK)ロードヒーティングが仕込んであります。
ちなみにこのエントランス部分は、以前もらったブルーメンのデザインのパクリです。。(だっていいデザインだったんだもん!)
屋根の矢印は雪の落ちる方向です。この落ちる部分には
木などはあまり植える事が出来ません。
周りの茶色部分は近隣の家の位置と窓の位置(矢印が窓から見える場所を指す)
左の家の屋根が急勾配で、冬にはうちの敷地に屋根の雪が落ちて積もります。
物置は玄関側に設置予定。場所も細かく計っておいたダディがほとんど考えていました。

冬の雪のことを考えて庭造りをしなければいけません。
うちから落ちる屋根の雪は家を立てるときに計算し、周りの家に迷惑とならないようになっています。
問題はたくさんあります。
道路に面したウッドデッキにいても視線が気にならないようにしたいですし
近隣の家の窓からの視線もどうにかしたい。
でも近所では一番新入りな我が家。近隣には十分注意しておかねば。
そして話していくうちに、ダディが「コーヒーを落ち着いて飲める場所も欲しい」と言い出しました。
そんなわけでテラスも盛り込むことに。
畑と、直径5mの円と、テラス。そんなに入りきるのか?と思いつつ
すべて伝えて、とりあえずデザインを起こしてもらう事になりました。