「私たちこどもを見守ってください！」

水曜日の午後３時１５分
西東京市のある駅のホームで聞こえてくる地域の防災無線からの声

「地域のみなさん、いつも私たち小学生を見守っていただきありがとうございます。
今日は水曜日です。もうすぐ下校の時間になります。
いつもと同じように、私たち小学生を見守ってください。お願いします」

地域の防災無線からゆっくり、聞いて欲しい！という雰囲気で、間をあけて流れてくる可愛い小学生の声。

こんな声を聞いたのは初めてでもあり驚きを持ってしばしの時間を過ごした。

三鷹でも「小学生の安全安心を推進する見守り」を行っている。
「地域のこどもは地域で守る」これがモットー
１５校の小学校では、地域の方々が見守りをして安全を確認してくださっている。
日本でもＮＰＯがこの事業をおこなっている地域は三鷹だけ。
始めてから８年が過ぎようとしている。

毎日の学校の中以外にも、
登下校時、運動会、入学式、卒業式、
機会があるたびに、こども達と接する時間が、シニアには楽しみかも知れない。

これから年末になりそれでなくても大人は忙しい。
こども達は冬休みになり自由な時間もできる。
街は慌ただしくなり細かい処に気が向かなくなる。

こんな時こそ、地域のおとなは地域のこどもを守ろう！

今日の無線からの可愛い声に忙しい心が和んだ。
こどもは日本の宝。
大事に育てたいものである。

「小学生の私たちを見守ってください」
素敵なことばです。