7月26日(金)9:00から翌日27日(土)10:30にかけて年長児が合宿保育を行いました。
合宿保育とは、幼稚園の自然林に囲まれた中で、子ども自身が飯盒でご飯を炊き、自分たちの手で料理を作ることを経験し、子どもたち同士の交流を深めることを主体として計画したものです。
【合宿保育の意義として】
①両親から離れて一夜を過ごすことによって、子どもたちが自信を持ち、身の回りの始末を自分自身で行うことから、自立的態度を養う。
②キャンプの楽しさと食事を作る体験から、毎日お母さんが料理を作ってくださることへの感謝の気持ちを育てる。
③友だちや先生とと寝食を共にして、お互いの親近感を一層深め、日常の保育では決して味わえない効果をつかみ、2学期以降への導入と仲間意識のさらなる高まりを深める。
こうした意義を持つ合宿保育に、年長児43名が参加をしました。
25時間30分の合宿保育の様子を流れに沿って紹介していきます。
(登園ならびに開会式の様子より)
朝のうたを歌い、各班の自己紹介を行いました。
たけ組
1班 2班
3班
ひまわり組
4班 5班
6班
開会式では最後にリーダーがかけ声で「2日間頑張るぞ!」に全員が「オー!!」と気合いを入れました。
(製作活動の様子より)
気合いを入れた直後スモッグに着替えて製作活動を行いました。
各クラスごとにシンボルマークとなる旗を自分たちの手や足を筆代わりとして汚れながらも完成させました。
完成した旗を中央してクラスごとに集合写真を撮りました。
たけ組 ひまわり組
製作活動終了後は、少し早めの昼ご飯にしました。
これは午後に始まるプール活動で子どもたちが胃を落ち着かせるためとおやつで食べるスイカのため思い切りお腹を空かしてもらうことが理由です。
(プール活動の様子より)
ホールでの休憩を挟み、たけ組~ひまわり組の順番でプール活動を行いました。
この日は1学期で自分たちがどこまで出来るようになったかを全員の前で発表をしました。
泳いでいる子に対して全員で「がんばれ!」と応援している様子は微笑ましい光景でした。
その後は自由時間となりプールを満喫した合宿保育になりました。
(たけ組)
(ひまわり組)
プール活動を終えて次は園庭でスイカ割りが行われました。
(スイカ割りの様子より)
スイカ割りは班別対抗戦として行われました。
スイカの割れ具合によって点数をつけ最下位になってしまった班には罰ゲームで「青汁」を試飲しました。
苦い後には甘いスイカが待っています。みんなで仲良く甘いスイカを食べました。
スイカ割りが終わり、いよいよ夕食準備に取りかかります。
(夕食準備の様子より)
それぞれの分担作業に入り包丁を慎重に使いながら野菜を刻んだり、米を研ぎ飯盒に向かって火吹きをしました。
飯盒の米とカレーが煮込むまでの時間は秋季運動会へ向けての組体操練習を行いました。
(夕食の様子より)
雨が降り出しそうな天気の中、無事に園庭でカレーライスを食べられることが出来ました。
自分たちで作ったカレーライスは、お腹が減った子どもたちにとって最高のご馳走になりました。
夕食を食べ終えた後は全員で布団敷きをして寝床を整えました。
(キャンプファイヤーの様子より)
合宿のメインイベントとなるキャンプファイヤーも雷雨が心配されましたが、無事に行うことが出来ました。
炎を囲んで踊った後に、花火を楽しみ夏の夜は更けていくのでした。
(入浴の様子より)
キャンプファイヤーの熱さで汗をかいた子どもたちは、園舎裏に特設されたお風呂へ向かいました。
約10分の入浴時間でしたが、これが24時間後後ろだったら激しい雷雨と風で、入浴は出来ずに汗がベタベタになって身体が冷えて寝るところでした。
たけ組 男 ひまわり組 男
たけ組 女 ひまわり組 女
(就寝の様子より)
入浴後は、パジャマに着替えて長かった1日が終わりを告げようとしています。
2日目は次のブログでアップしますのでよろしくお願いします。