東京で生まれ育ち、父も母もそれから祖父も祖母も東京下町の人。
ゆえに私は江戸っ子

『江戸っ子』の定義とは、江戸で生まれ育った生粋の江戸の住民を指す呼称。
「ちゃきちゃきの~」というのは、「生粋の江戸っ子である」という強調の意味で付される。
もとは長男の長男を意味する「嫡嫡」がなまった言葉で、厳密に言えば3代続きの長男のみを
「ちゃきちゃきの江戸っ子」と言うのだそうな。
典型的な江戸っ子像として、細かい事にはこだわらず商売下手、人情家で正義感に溢れるものの、
意地っ張りで喧嘩早く、駄洒落ばかり言うが議論は苦手と言われており、五月の鯉で口ばかり、
宵越しの銭は持たない、気が早い、などとも言われ、江戸っ子気質(えどっこかたぎ)などとも呼ばれている。
私は嫡男ではないのでただの江戸っ子
ちゃきちゃきの言葉の意味を若干勘違いしておりました私

生粋の江戸っ子の私に方言なんてものは遠い世界のお話かと思っていたら、江戸弁・江戸言葉
いわゆる東京方言を多様していることを結婚してから知った

後にPCの入力での変換でより顕著になっちまったよ

特徴は
①[ai]/(アイ)が/[:]/(エー)に、/[oi]/(オイ)も/[:]/(エー)になる。
「甘い」→「あめえ」、「よくない」→「よくねえ」、「遅い」→「おせえ」、「太い」→「ふてえ」
など・・・

②促音が多用される。
「始める」→「おっぱじめる」、「道端」→「道路っぱた」、「落ちる」→「落っこちる」
③「じゅ」が「じ」「しゅ」が「し」に転訛する
「手術」→「しゅじつ」、「新宿」→「しんじく」、「趣向」→「しこう」
④「し、しゃ、しゅ、しょ」と「ひ、ひゃ、ひゅ、ひょ」の混同
「ひ」と「し」の発音が混同される。特に「ひ」から「し」になる傾向が強い。
「潮干狩り」→「ひおしがり」、「朝日」→「あさし」、「百貨店」→「しゃっかてん」
「東」→「しがし」、「人」→「しと」、「質屋」→「ひちや」
⑤文節や文章の最後に「さ」をつける傾向
あのさ、言っちゃあなんだけどさ、どっこいさ
あと、それ何って聞かれたのは「おこうこ」、「おつけ」、「あすこ」
てっきり自分は標準語をしゃべってると思ってたよ

「ひ」と「し」の混同は仕事に支障を来たす。PCの変換してこない時もしばしば・・・
最近はだいぶ良くなったけど、でもまだまだ間違うこと多いのね


この本を読んで納得。
私が思ってた標準語は東京方言だったのだ

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ちなみに私は両親が九州の ど田舎で 遊びに行こうものなら通訳無しで話が出来ない(ーー;)
きゃべつ→かんらん 牡蠣→せっか かぼちゃ→ぶな…などなど
言葉一つ ぉ土地柄で 通じないこともあるのに
そこに生活と月日が加われば
人間同士 理解できないことも普通で さらに分かり合うのが面白いね(^_^)
自分では当たり前と思ってても、良~く聞いてみると色々な習慣って違ってたりして面白いよね。
言葉もそうだけど、自分が標準じゃないってことを肝に銘じておかないと
謙虚に参りましょ♪