最低限の食料を調達すべくスーパーへ

お客さんがいっぱいでもの凄い込み合ってるんだけど、商品棚には品切れのお詫びの張り紙が
ずら~~っと並ぶ。
いつもと違う風景がこんなにも焦燥感を煽るものだと初めて知った。
買い物客もみんな一様に眉間にしわを寄せ、必死に残っている商品を買い漁ってる。
レジも長蛇の列で店員さんも額に大汗を浮かべ、必死に対応してる。
一人一人にお待たせして申し訳ないと誤っている姿を見ると切なくなる。
みんなそれぞれが大変な中でお店を開けてくれているだけでもありがたいのに、お詫びなんて・・・
それなのに、レジ前ではおじさんとおばさんがもの凄い大声で怒鳴りあい。
その諍いの内容に呆れ果てた。
くしゃみをしたら睨まれたとか、睨んでないとか・・・で警察を呼ぶの呼ばないのとか・・・
みんなどこかピリピリしていて一触即発の雰囲気に体が強張り息苦しくなる。
買い物ができるだけありがたいのに。
電気のついた明るい店内にいるのに。
みんながみんな大変を抱えているのだから、そんな些細なことでいがみ合ってどうするのよ。
もっと大変で、もっと辛くて、もっとしんどい人がいっぱいいっぱいいるのに。