諏訪山岳会公式ブログ

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春の赤岳主稜

2011年04月23日 | 八ヶ岳 バリエーション・アルパイン
春の赤岳主稜

2011年4月16日 晴れ一時ガス

行程:美濃戸口6:10-美濃戸6:50-行者小屋9:10/35-取付き10:45-赤岳13:30行者小屋14:40/14:00-美濃戸口16:50

同行者:A岡

昨年12月に登った赤岳主稜にですが、春山に向けたトレーニングということで再び行ってきました。
当日、朝は快晴だったのが、行者小屋に着くころから急に風と雲が出て来て、登攀中はガスと風で季節が1か月ほど戻った雰囲気のコンディションでした。




<アプローチでは快晴だったが…>

<概要>
縦走路から、主稜取付きへトラバースするところは、雪面が固くアイゼンを効かせて通過。
取付きのハンガー付ボルト2本でアンカーを取り、1P目S原、出だし凹角のチョックストーンを抱えて乗り越し、後はリッジに出て40m弱でハンガー付ボルトで確保。その後はつるべで緩い岩稜と雪稜をコンテを交えて登り、上部岩壁へ。

上部岩壁の核心部はA岡リード、リッジの右壁沿いにロープを伸ばし、ロープいっぱいまで伸ばす。厳冬期ほどの寒さはないものの、風も強くコールが全く届かず、岩場にはエビの尻尾がびっしりついて、残置ピンも見つけづらい状況。最終ピッチは雪壁が氷化しており、持って行ったバイルが役に立った。
縦走路真近でロープをたたみ、誰もいない赤岳頂上へ。風を避けて佐久側で小休止、ギヤをかたづけた。




<赤岳にてホット一息>

今春の八ヶ岳、雪がずいぶん多い、と感じました。



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1 コメント

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Unknown (U山)
2011-04-24 22:12:09
ここ5年ぐらいは、春の雪が多いですね。今年は甲斐駒が例年にもまして白いような気がします。A岡君のグローブがよさげですね。
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