今季最強寒波と言われた14日、南沢小滝へ4人でアイスクライミングに行ってきました。本来は大滝へ行く予定でしたが、小滝で練習しているうちに大滝が混雑してきたので小滝に絞って各自何度も練習。厳しい寒さに心身鍛練にもなりました。
参加者・mar、N之園、T嬢、N原(試)
T嬢にとってアイスは、仕事を兼ねて醤油樽滝に向かう途中にある一の滝上の氷筍を見にS田さんたちに2011年、13年に連れて行ってもらった以来、人生3回目。N原さんは2回目。初心者の我々のために機会をつくってくださり、marさんとN之園さんには感謝です。久しぶりにやってみて、バーティカルな氷に改めて厳しいだ世界と実感しました。。。
〈バーティカルな小滝〉
長野地方気象台によると、この日の原村の最低気温は氷点下10・3度。寒波で天気も荒れるかと思いましたが、小雪が舞う程度。新雪は思った程なく、歩きやすい登山道を約1時間ほどかけて向かいました。
小滝には既に1パーティー取りついていましたが、両端っこを使って登ることに。道具のないN原さん、T嬢は、S田さんが今シーズン貸してくださったアックスを使い、専用アイゼンはないので普通のアイゼンで挑戦しました。
トップロープを2本張って練習開始。marさんとN之園さんがアックス、アイゼンを「ザク、サクサク」と決めて登る感じに「自分も行けるかな?」と思うもどっこい。T嬢はアックスが氷にしっかり刺さらず「カンカン」と弾かれる感じ。。さらに足元も不安定でズリズリズリズリ。恐怖から変に力が入って腕が痛くなり、さらに寒さで手が冷え冷え(><)。降りた後は感覚がなくなって1本目でかなり心折れてました(ーーlll)。2本目は少しこつを教わり、スタンスのある場所にしたのでなんとか。
〈T嬢必死でした。N原さんは楽しそうに登っていた〉
お昼を前に大滝へ。大滝を見た瞬間は「これが有名な!」と思うと同時に「長っ!!上まで登れるかな(ーー;)」と感じたのが正直な感想でした。しかし「天気の悪い日は頂上を諦めた人がアイスをする」というN之園さんの言うとおり、既に20人くらいがいてロープがたくさん垂れていました。「危ないからやめて小滝で練習しよう」ということに。なに気にほっとした瞬間。。
その後は小滝に中央ラインにトップロープを1本はり、交代で3回~4回登りました。marさんはスクリューを減らしながらリードを、N之園さんもリードやアックス一本などで練習。
N原さんもトップロープで果敢に挑戦!N原さんは「登り方が少しわかってきたかな。アイスを知ってまた一つ山の楽しみが増えた」との感想。既に道具購入に意欲的でした。T嬢はアックスの使い方に慣れる練習から。。でも相変わらず寒すぎて手の感覚がなくなり氷に決まらず引っかけて登る感じ。。。もう少し腕力を付けた方が良いのだろうな(ーー;)と思いました。さらに「片腕上げたら両足上げる」というのも、分かっていてもできなかったので今後の課題に。。。
午後2時過ぎに「お腹いっぱい」となり終了。帰りは赤岳山荘でお茶をいただきました。近くの人工氷壁も発達し、10人以上の人が楽しんでいました。
なんとなく11月に両角岩でアックスを使った岩登りをU山さんに教えてもらっておいて良かったと思いました。アイスの厳しい洗礼は受けましたが、イモトアヤコも登った大滝には是非チャレンジしたいと思いました。
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