残雪の穂高
2011年6月4日~5日
参加者:S原、nami
5月連休の穂高山行が悪天で目的を達しなかったので、雪のあるうちに再び奥穂を目指した。
記録
<4日>
茅野5:30=沢渡駐車場7:30/45=上高地8:20/45―横尾11:00/15―本谷橋12:20/40―涸沢
14:30
梅雨の合間の青空の下、上高地から横尾を目指して歩き出す。この時期に上高地を訪れるのは初めてで、新緑や足元のニリン草・スミレや名も知らぬ花を愛でつつ行くと、明神が大きい。気温もそれほど上がらず、さわやかな風が心地よい。
<明神付近から明神岳>
本谷橋付近から残雪が現れ、橋から樹林帯をジグザクに登ると雪道となった。
<本谷橋>
本谷カールを分け、涸沢へのトラバース道を行くとやがて涸沢ヒュッテが望まれ、スキーヤーが滑り下りてくるのとすれ違った。
天気が良く、日に照らされてなかなか暑かった。
<涸沢を望む>
涸沢ヒュッテで受け付けを済ませ、S原の古いエスパースを設営。
雪はたっぷり残っており、山小屋の人が除雪車でしきりに雪をかいていた。
この日涸沢のテント場は20張り位テントがあったが、ヒュッテの水場とトイレのおかげで快適な一夜となった。
<5日>
涸沢4:55―穂高岳山荘7:10/30―奥穂8:15/45―穂高岳山荘9:30―涸沢10:00/11:00―本谷橋12:10―横尾13:15―上高地16:10/30=沢渡17:00=茅野19:00
3時起床、5時前に出発したが、あいにくのガス、白出コルへ向けザイテングラードの左の雪面を登るが、途中から雨が降り出す。とりあえず稜線まで行こう、と登るが周囲が見えないこともあり、なかなか遠く感じた。
<25年もののエスパース>
穂高岳山荘前で小休止、雨も上がったのでガスの中、奥穂を目指す。
鉄梯子をアイゼンをきしませて登り、少し行くと急にガスが切れ、日が射し、視界が利いてきた。
稜線は雪がほとんど消えており、ところどころ雪が残っている程度。
<主稜線の夏道を歩く>
順調に奥穂へ到着、雲は多いがジャンダルムや前穂・明神など展望を楽しむ。
他に登ってくる人もおらず無人の奥穂でしばし休み、往路を戻る。
<奥穂にて>
ガスは切れたものの、周囲にレンズ雲や変な雲が出ており、悪天を警戒して早めの下山とし、涸沢岳以降の予定を割愛し、往路をそのまま下ることにした。
<白出コル上部の雪壁>
雪の状態が良かったので、白出コルから涸沢に向け尻セードで滑り降りた。
久々の尻セード、なかなか気持ちよかった。
<北尾根が大きい>
テント場で小休後撤収、軽くなったはずなのに重たいザックにあえぎながら上高地へ下山した。
2011年6月4日~5日
参加者:S原、nami
5月連休の穂高山行が悪天で目的を達しなかったので、雪のあるうちに再び奥穂を目指した。
記録
<4日>
茅野5:30=沢渡駐車場7:30/45=上高地8:20/45―横尾11:00/15―本谷橋12:20/40―涸沢
14:30
梅雨の合間の青空の下、上高地から横尾を目指して歩き出す。この時期に上高地を訪れるのは初めてで、新緑や足元のニリン草・スミレや名も知らぬ花を愛でつつ行くと、明神が大きい。気温もそれほど上がらず、さわやかな風が心地よい。
<明神付近から明神岳>
本谷橋付近から残雪が現れ、橋から樹林帯をジグザクに登ると雪道となった。
<本谷橋>
本谷カールを分け、涸沢へのトラバース道を行くとやがて涸沢ヒュッテが望まれ、スキーヤーが滑り下りてくるのとすれ違った。
天気が良く、日に照らされてなかなか暑かった。
<涸沢を望む>
涸沢ヒュッテで受け付けを済ませ、S原の古いエスパースを設営。
雪はたっぷり残っており、山小屋の人が除雪車でしきりに雪をかいていた。
この日涸沢のテント場は20張り位テントがあったが、ヒュッテの水場とトイレのおかげで快適な一夜となった。
<5日>
涸沢4:55―穂高岳山荘7:10/30―奥穂8:15/45―穂高岳山荘9:30―涸沢10:00/11:00―本谷橋12:10―横尾13:15―上高地16:10/30=沢渡17:00=茅野19:00
3時起床、5時前に出発したが、あいにくのガス、白出コルへ向けザイテングラードの左の雪面を登るが、途中から雨が降り出す。とりあえず稜線まで行こう、と登るが周囲が見えないこともあり、なかなか遠く感じた。
<25年もののエスパース>
穂高岳山荘前で小休止、雨も上がったのでガスの中、奥穂を目指す。
鉄梯子をアイゼンをきしませて登り、少し行くと急にガスが切れ、日が射し、視界が利いてきた。
稜線は雪がほとんど消えており、ところどころ雪が残っている程度。
<主稜線の夏道を歩く>
順調に奥穂へ到着、雲は多いがジャンダルムや前穂・明神など展望を楽しむ。
他に登ってくる人もおらず無人の奥穂でしばし休み、往路を戻る。
<奥穂にて>
ガスは切れたものの、周囲にレンズ雲や変な雲が出ており、悪天を警戒して早めの下山とし、涸沢岳以降の予定を割愛し、往路をそのまま下ることにした。
<白出コル上部の雪壁>
雪の状態が良かったので、白出コルから涸沢に向け尻セードで滑り降りた。
久々の尻セード、なかなか気持ちよかった。
<北尾根が大きい>
テント場で小休後撤収、軽くなったはずなのに重たいザックにあえぎながら上高地へ下山した。
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