タイボンと私(育児回想録)

 『病は気から!』と難病と闘いながら頑張る母ちゃん!
 とは言え、障害を抱えながら、涙有り、笑い有りの子育て回想記録

職場復帰!2

2008年11月30日 15時48分47秒 | Weblog
 さて、余り日をおくと、頭の中の整理もつかなくなる
 おバカなsuteraですので前回の続きを!


 と言うわけで、以前勤めていた会社へ、部署は違いますが、
 復帰させていただくこととなった私ですが、問題が次々と
 出てきてしまい、やっぱりダメかなあ~と思う事も
 しばしばありました

 距離的には車で10分ほどと、近くではあったのですが、
 まず、車を停めて会社へ入り、私に用意されていたデスクは
 2階でした

 手すりが片側にあったので、杖とを頼りになんとか
 上り下りは出来ましたが、考えてみればタイボンと毎日生活する中で
 私としてはその時が1番足の筋力が付いていた時かもしれません。。
 なので、その時はクリアすることが出来ていました

 そして、みんなより30分遅れての出勤
 初対面の上に、もう既に、朝礼を終え仕事を始められてる中へ
 入っていくのはちょっぴり勇気が要りましたが、
 「おはようございます
 と、笑顔プラス大きめの声を出して挨拶する事で、ふっ飛ばしましたよ


 肝心の仕事は、ほとんどがパソコンを利用したもの
 確かに立ち仕事は無理ですが、私が以前していた仕事とは全く違いました

 家にも1台ありましたが、私はほとんど触ることもなく、
 インターネットなんて皆無の世界
 全く、1からの出発と言う事になりました

 ところがどうしてそんな噂が出回るのか?
 私が来る前からはバッチリ使いこなせるから、何でも頼める
 と聞いてたと言われ、滝のような冷汗が初日からタラタラでした


 幸い、以前同じ部署で、たまに使うの事を丁寧に教えて
 下さっていた方が課は違いましたが、部屋が同じだったので
 その方にまたお世話になることで、救われました~

 それに、まだ若かったのか?(苦笑)
 結構仕事も早く飲み込むことができたので、良かったです
 でも、そのせいで私の仕事はどんどん増やされ、
 3時に終わることができない日がしょっちゅうになり
 私の帰宅を待っていたタイボンや、マーちゃんにはかわいそうなことをしました


 そんなこんなで、始まった仕事でしたが、その仕事中も階段を何度か
 往復する事もあり、片手が杖でふさがってる私には困難な配り物
 そして、困ったのはトイレ
 
 まだ、なんとか和式を使う事は出来ましたが、大の方はいくらなんでも
 どうしても無理(汚くてスミマセン
 お腹の調子が悪いときは、ラッパのマークさんによくお世話になりましたよ


 それでも、女性で当番制で回されてる、朝1番やお昼のお茶当番や、
 トイレ掃除は免除していただき、私が出社すると、すぐに
 デスクにお茶や、コーヒーまで出していただいて、
 水筒を持って通勤していた私でしたが、皆さんの
 温かい心遣いには、本当に感謝してます



 そして、3年の月日が流れた頃、ナント!
 階段に片方にしかなかった手すりが両方に、そして、私はそんなに
 必要とはしていないと言ってはいたのですが、廊下にまで手すりが
 取り付けられ、トイレには様式を1つ作って下さるという
 私にとっては、本当に嬉しい会社の配慮をしていただきました

 
 毎日感謝をしながらの通勤、そして、疲れても帰宅をしてからの
 夕飯の準備は頑張っていましたよ
 その翌年の平成15年の6月、私の体にまた異変がおこるまでは・・・


   お知らせですが、私のブログは、
 「障害者自立支援法に障がい者にも子育て支援を」組み込んでいただけるようにと
 国へ要望するべく運動の一環として子育て回想録を書いています。。
 HPがありますので、是非ご覧になって下さいね

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