タロット+AURA-SOMAサーファーブログ!

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毎週土曜日は『放蕩息子foolの旅』

2023-07-29 00:11:43 | タロット

プーケ姫が冥界のスティックス川の川岸まで歩いてきます。

川岸に船を浮かべている船頭のカロンの渡し守がプーケ姫に声をかけます

カロン「死んでいない人間が冥界に何しに来た?」

プーケ「アプロディテさまのお使いでまいりました」

カロン「うそを申すな」

プーケ「ウソではありません」

カロン「冥界へ使いができるのは、旅の神ヘルメスさまだけだ」

プーケ「本当にアプロディテさまのお使いで来たのです」

プーケ姫は涙目でカロンに訴える

カロン「引き返すならここまでだ、向こう岸に渡ったら生きて帰れぬぞ、考え直せ」

プーケ「分かっております、向こう岸に渡してください」

カロン「わかった、銅貨をよこせ」

プーケ姫は銅貨を1枚カロンへ渡し船に乗り込む

・・・・数日後

果てしない荒野を独りさまよっているプーケ姫です

プーケ「誰もいないわ、ザクロの木はどこにあるのかしら・・・あ!人がいるわ」

プーケ姫が遠くに見える人影に近づいていく

人影はフードを被った老婆であった

老婆の顔を見た瞬間

プーケ「お婆さま!」

老婆「おまえはプーケか?」

プーケ「そうですプーケです」

老婆「なぜ冥界におる?皇帝夫妻の方が先にくるはずじゃ」

プーケ「お使いにきたのです」

老婆「何を訳のわからぬことを言っておる、気がふれて自殺でもしたのか?」

プーケ「違います」

突然、ケルベロス(冥界の番犬)が現れて二人に吠えまくる

プーケ「キャー」

プーケ姫は立ち竦み震える

老婆「大丈夫じゃ噛みつきはせぬ」

二人の衛兵が突然現れる

衛兵は老婆の顔を見て

衛兵A「なんだ、また婆さんか」

衛兵B「おまえの旦那はここにはいないと何度も言っただろう」

老婆「私は王と会いたいのです」

衛兵A「お前の旦那は戦争で沢山の人を殺したから同じステージにはこれぬ、何度もいった筈だ」

衛兵B「それより娘、ここで何をしておる」

プーケ「アプロディテ様の使いでまいりました」

衛兵A「ウソを申すな、人間のつかいなど冥界には来ぬ」

プーケ「本当です、冥界の柘榴をとってくるように言われました」

衛兵B「ウソだ」

プーケ「本当です」

老婆「この子は嘘をつく子ではありません」

衛兵A、Bが顔を見合わせる

衛兵A「どうする?」

衛兵B「とりあえず、ハデス様のところへ連れて行こう」

衛兵A「娘、一緒に来い」

プーケは、衛兵に連行されて立ち去る

・・・・数分後

王座に座る冥界の王ハデスと妃ペルセポネ

その前に跪くプーケ姫

ハデス「人間のくせに冥界に使いにきたそうだな」

プーケ「はい」

ハデス「アプロディテがまた、無理なことを言ったようだ」

プーケ「私にザクロを一つください」

ハデス「その必要はない、冥界に来た人間は二度と地上にもどれぬ」

無関心に冷面で無言のペルセポネ

ペルセポネの顔を見て声をあげるプーケ姫

プーケ「コレーさん!」

ペルセポネがプーケ姫の顔をマジマジと見て

ペルセポネ「プーケちゃん?」

プーケ「そうですわたくしプーケです、お花畑で何度かお会いしたプーケです」

ペルセポネ「大人になって、こんなに綺麗になって、この子は人間なのにアプロディテ様のように綺麗になると、母が言ってたのを思い出すわ」

プーケ「あのお母さんがデメテルさまだったのですね」

ペルセポネ「そう、でも何でプーケさんは冥界にきたのです」

プーケ「アプロディテさまのお使いできました」

ペルセポネ「それは変ね?お使いならヘルメスさまに頼むはずだわ」

ペルセポネとハデスが目を合わせてうなずく

ハデス「アプロディテはお使いなど頼むつもりはなかったのだ、最初から無理な試練をあたえて諦めさせるつもりだったのだ」

ペルセポネ「プーケさん、冥界へきてしまったからには地上にはもどれないのよ」

プーケ「分かっています、でもザクロをひとつ譲ってください」

ペルセポネ「あなた」

ハデス「よかろう」

ペルセポネの手の上に突然ひとつのザクロが出現する

ペルセポネ「プーケさん、このザクロをカロンの渡し守にわたしなさい、次にヘルメスさまが来た時に渡してくれる筈です」

プーケ「わかりました」

ペルセポネからザクロを受け取るプーケ姫

ペルセポネ「ザクロをカロンに渡したらまたここに戻っておいでなさい、プーケさんには私の身の回りの世話をしてもらいます」

プーケ「ありがとうございます、でもお婆さまと一緒にお爺さまを探します」

ペルセポネ「わかりました、気がかわったらいつでも二人でここにきなさい」

プーケ「わかりましたペルセポネさま、これで失礼します」

プーケ姫が立ち去る

・・・・数分後

スティックス川の川岸でカロンにザクロを渡すプーケ姫

プーケ「わたしも一緒に船で向こう岸にいけませんか?」

カロン「こちらに渡すときに何度も念をおしたはずだ」

プーケ「そうですよね、ダメですよね」

プーケ姫が泣き始める

カロン「泣いても無駄だ、この川を逆に渡れるのは神だけだ、それもハデスさま、ペルセポネさま、ヘルメスさまの三神だけなのだ」

プーケ姫のポケットから光が漏れ出す

プーケ姫がポケットの中に手を入れて光っているものを取り出す

プーケ「何かしら?これはお父さまがくれたお守りだわ」

プーケ姫がお守りの中身をとりだす

カロン「あまえ、それは・・・・」

プーケ「foolさんと同じ金貨だわ・・・・」

金貨から閃光が走り!あたりは光に包まれる

次週へつづく・・・・

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