私設・大宮フィルの学級日誌

大宮フィルハーモニー管弦楽団の練習記録、ステージの記録、アーカイブなどなど。

1月21日(日)合奏初め、あと4ヶ月半

2018-01-27 00:48:05 | 練習の記録
1月ももう半ばを過ぎましたが…
年明け最初の合奏ということで、あけましておめでとうございます。
世間ではインフルエンザ(特にB型)が猛威を振るう中、
片柳コミセンにて、石毛先生のご指導をいただきました。

曲に入る前に、みんなでスケール。
はるか昔吹奏楽をやっていたころは、合奏前にみんなでスケールは当たり前だったけど、
オケでは(大宮フィルに限らず)ほとんどやってないかも?
弦楽器の注意点としては
 ゆっくりのテンポで、一定のスピードで、きっちり数えて、隅々まで安定した音色で出す
 (弓は端から端まで使い、遅いスピードの弓に慣れる)
単純で退屈な練習かもしれませんが、音程をよくする、音色の幅を広げる等々やればきっといいことがある!と思いますので、個人練習の際にも是非取り入れましょう。
今回はGdurでしたが、毎回いろいろな調でやっていくので、次回は何調になるかお楽しみに♪

前半は「王冠」
まずは曲に慣れる、書かれている指示をきっちりやるところから始めましょう。
いろいろなリズムが入り組んでいるが、まずはたてのラインを揃えましょう。
主に管楽器にある単発のディミヌエンド(ex.1の4小節前、2の4小節目等)は
スピードを速く落とす(他のセクションと逆になっているディミヌエンド、クレッシェンドは両方とも大事なのでスコアで確認)
8~ バスの動きのパートは動きを前向きに(メロディーに合わせるのではなく下のパートが進むスピードを持って、そこにメロディーがのる)
  マルカートだが、一音一音テヌートがあるような感じで、早く抜きすぎない
  (隙間はあっていいが、長さを保つ)
  243~ラルガメンテ(遅くした分長くしてよい)のイメージをもって、ちょっとだけ
重く
冒頭にもどり…
 大きく2声部に分かれており、のばしている間に動いているパートがあるので、相方をよく聴いてキャッチボール
55~ Vn、Vlaは遅れない(休符の後の16分音符が遅い)
   *弦楽器はメトロノームを使って要個人練習
3~ 金管のfは大きく、というよりいい音で(がんばりすぎない)
74~弦楽器は、同じ音程のところはリズムのキレがあればいいのでがんばりすぎない
88のディミヌエンドはfp風(一拍分ですぐに落とす)弦はsubito mf
93 直管のfffは幅広く、堂々と
4~Vla、Cl、Ciのメロディーは、小さくというより深い音色で豊かに
116~テヌートのあるところは、急がず、強くするというより長くレガートで
(一音一音押しながら、時間をもっとかけてよい)
5~下降音形のパートは足取りをしっかり、進む意識とテヌートを両立させる
 バストロ、チューバの長さを基本に、木管は金管の長さに合わせる
 メロディーは息も弓も遅め、次の音に跳躍寸前まで音を保って、レガートに
 6の4小節前の8分音符を大事に(テヌートか○をつけておいてください)

…とこのあたりまで。難しい曲なのでコツコツさらってください、とうことでした。

休憩後は「シェヘラザード」の一楽章から。

18~弦楽器に出てくるアルペジオの移弦は、一弦一弦を意識せず、リズムが多少崩れてもいいので、普通に弧を描く感じ(なるべくカクカク動かさない)
  メロディーは必ずカウントする
30で一旦落ちてクレッシェンド
44 弦だけff(管はfのまま)
76~Ob、Clの和音の動きが大事なので、表情をつけて(下の音が大きめ)
  (82~のFl、Fgも同様)
D~木管 上向を丁寧に、トリルの後の8分音符をそろえて
  1stVn 最後の4分音符が乱暴にならないように
  Hr 付点2分音符が短くなりすぎないように。アクセントがついている音も速く抜きすぎない
Eの前2小節にクレッシェンドをたす
H~Tb もう少し長さを保って
L~VlaとClは一心同体なので、お互いに気にかける(VlaはClを聴く)
最後の小節はディミヌエンドを忘れずに。

<二楽章>
 Fg テンポは遅めで自由に(のびのび気ままに)
 ↓
Aでa tempo

B、Cはそれぞれ前よりちょっとずつ速く 
  …というように、だんだん活気づいてくるように書いてある
B~1stVn アクセント以外のところで速くなりすぎない(自分の中で拍を感じて)
 308~木管 三連符が遅れない(重くならない)ように。付点のリズムにアクセント
    金管 Hr、Tpはp、Tb、Tubはpp
 316のfをしっかりだす。
…このあたりで時間切れとなりました。二楽章、前途多難(-“-)

インフルエンザの流行に加え、今週は大雪に大寒波。皆さまくれぐれもご自愛ください。

by 復活のシャア

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