マガジン制作課題用にリライト
黒「なぁ・・・もう帰ろうよ・・・」
白「・・・・・」
黒「おい!」
白「あ、ごめん。何?」
黒「何じゃねぇよ。もう帰ろうって言ってんの」
白「いやいや、これから活発になる時間帯なんだって」
黒「これからって・・・じゃあ何で4時間も前から来たんだよ!」
白「“いいポイント”を探すためだろ」
黒「はぁ」
黒「それで、ここがその“いいポイント”?」
白「そう、あとは待ちだな」
黒「待ちって?」
白「だから、その虫がこの木にとまるのを待つんだよ」
黒「え、て言うことは何?これからずっと待つだけ?」
白「そうだよ」
黒「虫が?この木に?とまるのを?」
白「そ」
黒「そんなんで本当に捕まるのか?」
白「大丈夫。ちゃんと、誘き出すためのトラップしかけるから」
黒「なんだ。あんじゃんそういうの」
白「テッテレー」
黒「・・・?何それ。」
白「三日前にはいてたパンツ」黒「パンツ!?」
黒「そんなんで釣られるわけないだろ!」
白「それが案外グッドスメルなんだって」
黒「信じられる要素が何一つ無いんだけど」
白「まぁみてな。絶対捕まえてみせるから」
黒「ありえないね。普通蜜とか塗るんじゃないのか・・・」
白「その虫は普通じゃないの」
黒「・・・ああそうだね!」
黒「うわくっせ」
「・・・・・・・」
黒「こないぞ」
白「まぁ待てよ」
黒「その虫どころか他の虫すらこないぞ」
白「まあもう少し待てって」
黒「どれくらい待つんだよ」
白「ざっと、6時間くらいかなぁ」
黒「ろく・・・帰る!」
白「まてまてまてまて」
黒「はなせよ!たかが一匹の虫の為にそんなに待てるか!」
黒「それに全然“もう少し“じゃねえじゃねえかよ!」
白「お前の“もう少し“と俺の“もう少し“が一緒とは限らないだろ!」
黒「それにしたって長すぎるだろう!」
白「まあ良く聞け。それにな、その虫一匹60万前後で売れるんだぜ?」
黒「そんなするの!?でっかいオオクワガタとかでさえ10万前後じゃないのか?」
白「俺も聞いたときビックリしたよ。だからさ、待とうよ」
黒「でもなぁ・・・」
白「よ~く考えてみ。6時間待つだけで60万だぜ?自給6万だぜ?」
黒「・・・そりゃそうだけどさぁ」
白「ようし決まりな」
白「・・・それにしてもさぁ」
黒「うん?」
白「山。汚れたと思わない?」
黒「あー確かに」
白「この山までの道もさ、子供のころと違って舗装されてるし」
白「あとここに来るまでにも、粗大ゴミとか沢山あったしな」
白「なんでこんなことするかねぇ」
白「せっかくの自然が残った山なのに」
黒「その意見には概ね同意だけど、一個いいたいことがある」
白「何?」
黒「俺たちが小さいころにはすでに舗装されてたろ」
白「なーそうだったなー」
黒「勝手に話を捏造するな」
白「なー」
白「・・・これだけ汚れた山にはそんな虫はいねえか」
黒「いまさらかよ!」
黒「何なんだよ今までの時間はよーすげー無駄じゃん!」
白「ごめん、ちゃんと今度埋め合わせするから!」
黒「それはいいけど、またさらにいいたいことがある」
白「何?」
黒「虫いない理由」
白「山の自然が減ったからじゃないのか?」
黒「今、冬だよ」
白「あ」
黒「なぁ・・・もう帰ろうよ・・・」
白「・・・・・」
黒「おい!」
白「あ、ごめん。何?」
黒「何じゃねぇよ。もう帰ろうって言ってんの」
白「いやいや、これから活発になる時間帯なんだって」
黒「これからって・・・じゃあ何で4時間も前から来たんだよ!」
白「“いいポイント”を探すためだろ」
黒「はぁ」
黒「それで、ここがその“いいポイント”?」
白「そう、あとは待ちだな」
黒「待ちって?」
白「だから、その虫がこの木にとまるのを待つんだよ」
黒「え、て言うことは何?これからずっと待つだけ?」
白「そうだよ」
黒「虫が?この木に?とまるのを?」
白「そ」
黒「そんなんで本当に捕まるのか?」
白「大丈夫。ちゃんと、誘き出すためのトラップしかけるから」
黒「なんだ。あんじゃんそういうの」
白「テッテレー」
黒「・・・?何それ。」
白「三日前にはいてたパンツ」黒「パンツ!?」
黒「そんなんで釣られるわけないだろ!」
白「それが案外グッドスメルなんだって」
黒「信じられる要素が何一つ無いんだけど」
白「まぁみてな。絶対捕まえてみせるから」
黒「ありえないね。普通蜜とか塗るんじゃないのか・・・」
白「その虫は普通じゃないの」
黒「・・・ああそうだね!」
黒「うわくっせ」
「・・・・・・・」
黒「こないぞ」
白「まぁ待てよ」
黒「その虫どころか他の虫すらこないぞ」
白「まあもう少し待てって」
黒「どれくらい待つんだよ」
白「ざっと、6時間くらいかなぁ」
黒「ろく・・・帰る!」
白「まてまてまてまて」
黒「はなせよ!たかが一匹の虫の為にそんなに待てるか!」
黒「それに全然“もう少し“じゃねえじゃねえかよ!」
白「お前の“もう少し“と俺の“もう少し“が一緒とは限らないだろ!」
黒「それにしたって長すぎるだろう!」
白「まあ良く聞け。それにな、その虫一匹60万前後で売れるんだぜ?」
黒「そんなするの!?でっかいオオクワガタとかでさえ10万前後じゃないのか?」
白「俺も聞いたときビックリしたよ。だからさ、待とうよ」
黒「でもなぁ・・・」
白「よ~く考えてみ。6時間待つだけで60万だぜ?自給6万だぜ?」
黒「・・・そりゃそうだけどさぁ」
白「ようし決まりな」
白「・・・それにしてもさぁ」
黒「うん?」
白「山。汚れたと思わない?」
黒「あー確かに」
白「この山までの道もさ、子供のころと違って舗装されてるし」
白「あとここに来るまでにも、粗大ゴミとか沢山あったしな」
白「なんでこんなことするかねぇ」
白「せっかくの自然が残った山なのに」
黒「その意見には概ね同意だけど、一個いいたいことがある」
白「何?」
黒「俺たちが小さいころにはすでに舗装されてたろ」
白「なーそうだったなー」
黒「勝手に話を捏造するな」
白「なー」
白「・・・これだけ汚れた山にはそんな虫はいねえか」
黒「いまさらかよ!」
黒「何なんだよ今までの時間はよーすげー無駄じゃん!」
白「ごめん、ちゃんと今度埋め合わせするから!」
黒「それはいいけど、またさらにいいたいことがある」
白「何?」
黒「虫いない理由」
白「山の自然が減ったからじゃないのか?」
黒「今、冬だよ」
白「あ」