適切な浮上スピードを自分で確認できるダイブコンピュータは役立つ
2018-11-15 13:26:45
エアエンボリズムや肺破裂はもちろんのこと、減圧症にも絶対になりたくないので。
適正な浮上スピードについては以前ブログに書いたので、忘れた方は動画みてください。
先日ベテランのお客様と話しているときに、「私は常にダイブコンピュータの浮上速度バーグラフを見ながら浮上している」と聞いて、さすが安全意識の高いベテランさん!と唸りました。
私も毎回は見ていませんが時々、浮上しながらダイブコンピュータのバーグラフを見て、警告される以前の段階で自分の浮上速度を視覚的に確認して、それを身体に覚えこませてきました。
私が長年愛用しているTUSA.IQ-700
下に浮上スピードのバーグラフ機能が搭載されています。
水深によって異なる浮上スピード設定になっています(セイコーエプソン系は同じです。)
15段階のバーグラフがあり7段階以上で警告音(SLOW表示)が鳴ります。
赤い所に行く前(警告前)に容易に調整ができます。
人気大爆発中のTUSA.IQ-800。
右下が浮上スピードバーグラフで10段階の7段階以上で警告音(SLOW表示)が鳴ります。
これらはログモードにmaxの浮上スピードがバーグラフで記録されるので、次のダイブへの反省材料にもなります。
ちなみにこのSCUBAPRO UWATECのアラジン系は浮上スピードがバーグラフではなく%表示されます。
100%が基準で110%から警告されるシステムです。
そういえば昔は私もこれを見ながら浮上速度を調整していました。
現在主流になっている時計型(小型)ダイブコンピュータはバーグラフ等の浮上スピード目安はないですね。
浮上が速くなりすぎたときに「SLOW」表示が点灯し警告音が鳴るという形です。
5年前のシェアナンバー1 SCUBAPROエクステンダー系
この設定を超えた時に警告(音3秒・SLOW表示6秒)
ガイドさんにも大人気の現在シェアナンバー1 ソーラー電池系ダイブコンピュータ TUSA DCソーラー AQUALUNGアクアラング カルム
水深問わず10m/分を超えた時に警告(音6秒・SLOW表示6秒)
SLOW表示を確認しながら浮上している方はあまりみかけないですし、これらの警告音も水中では聞こえなかったり、誰の音か分からないから無視しているという方も意外と多いのではないでしょうか(^_^;)
それでは自己管理できるダイバーとは言えません。
ちなみにほとんどの機種は2回以上警告があった場合に「SLOW」表示がログデータに残ります。
もしみなさんのログデータに「SLOW」が残っていたらかなり危険な浮上をしている証拠なので、浮上スキルを今すぐ見直した方が良いです。
近年、初心者、ベテラン、インストラクター問わず浮上速度が速くなっているダイバーが多いと感じるのはダイブコンピュータの小型化も影響しているのかもしれませんね。
特に5mの安全停止場所から水面までが要注意です。
30秒程かけてゆっくり上がるイメージが出来ていない方は、水深2mでSLOW警告確認も含めてダイブコンピュータを見て一回止まってみるのも良いのではないでしょうか。
自己管理できるカッコイイダイバーに見えますよ♪
ダイブコンピュータをまだ持っていない方はまず1個目を。1個持ってる方はサブを。サブも持ってる方は万が一を考えて3個目を(笑)
でも真面目な話、水中で突如動作不良になることは比較的良くあることなので、安全意識高いダイバーは大体2個持って潜っていますね。
ダイブコンピュータのことなら色々な機種を使いまくっているサンマリンショップ楢崎までご相談ください。
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