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DANJAPANダイビング安全講習会のセミナーに参加しました

先日「DANJAPANダイビング安全講習会」に参加しましたので、情報共有です。

海上保安庁の事故データは、一般ダイバーの方はあまり目にすることがないと思いますので参考になさってください。

まずは「マリンレジャー別の割合」です。



釣り中が5割、遊泳中(海水浴)が3割と圧倒的ですね。

磯遊び中やサーフィンよりもダイビングの事故発生率が低いのは、ダイビングされていない方には意外かもしれません。

「ダイビング中の事故発生状況(内容)」です。



溺れが5割、病気が3割です。

「ダイビング事故の原因」です。



知識技能不足が2割となっていますが、経験上からも実際にはもっと多いと思います。

最低でも自分に関わるダイバーさんだけには、絶対に避けて欲しいと願い指導しています。

「事故者の経験本数別と年齢別」です。



経験本数的には、慣れてきて緩んでくる20~100本くらいが要注意かと個人的には思います。

私も何度かやらかしましたが、ヒヤッとした経験で再度気を引き締めていく方も多いのですが、ヒヤリハットの段階で済んだ方はラッキーなのです。

年齢別はやはり40、50、60代はマジで要注意です。
できることできないことの個人差が非常に大きいです。そして過去の成功体験が邪魔をすることがあります。本人はもちろん、若いガイドさんもぜひ認識新たにお願いします。

最後に、私が思う安全なダイバーさんは全員、海やダイビングのことを良い意味で怖がっています。

経験が増えれば増えるほど、そういう傾向になります。

良いかっこをせずに、さらけ出してくれる発言がでたら、「ああこの人は大丈夫だ」と私はとても安心します。

もちろん過度なものは解消していかなければいけませんが、やはり不安がないと準備しないですよね。そしてあらゆる準備をしてダイビングしたら、楽しみや達成感もマシマシになるのです。

一番怖いのは、「自分は大丈夫」「昔出来たから大丈夫」と怖さをあまり感じていないダイバーさん、そしてその怖さを無理やり封印してしまうカッコつけダイバーさんであることは間違いないです。

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