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水面での浮力と呼吸源の確保が習慣化しているダイバーがカッコイイ

先日PADIで「オウンリスクを考える・事故事例検証」プロダイバー向けオンラインセミナーがありました。

まだ参加されていない方はPADIメンバーサイトに録画もありますので、ぜひご覧ください。

今回のようなセミナーは、忘れがちな安全意識を高めるためにとても有益です。

最近のPADIさんは安全ダイブについて頑張っています。こういった情報をPADIメンバーだけではなく、全ダイバーに広く公開できるようになると「PADIって素晴らしい!」と叫びます。

さて、ダイビング業界や指導団体側の人は、認定されたダイバーについては「オウンリスク(自己責任)である」という大前提があります。

それに対してダイバーのみなさんはどうですか?

ガイドやインストラクター、バディに頼りすぎている、任せすぎているということはありませんか?

常に自分を見てくれていて、いざとなったらスーパーマンのように助けてくれる、と思っていませんか?

それに近いスキルの高いインストラクターもいますが、かなり少ないのが現実です。

もちろん私もすべてのトラブルに完璧に対応することはできません。

いつも言ってるように、自分の命は自分で守りましょうね♪

所でPADIは日本で一番ダイビング事故の詳細情報を持っている団体だと思いますが、昔から「水面での浮力確保(BC給気)を習慣化せよ」というのを言い続けています。

今回のテーマもそうでしたが、「水面で浮力確保さえしていれば、助かったかもしれない命が多数ある」ということですから、ダイバーのみなさまは肝に銘じておいてください。

あと今回のセミナーで全く話に出なくてとても不思議でしたが、サンマリンショップでは水面であっても呼吸源(レギュレータやスノーケル、当然マスクも)を外すことを許していません。

ファンダイブ前に毎回必ず目を通していただくオリジナルの安全ダイビングの8項目(PDF)



もし気付いたときは必ずその場で指摘し、習慣化してもらっています。

確かに水面でレギュレータやスノーケルで呼吸をするのは、慣れるまでは快適ではなく、特に初心者の頃は、直接口から空気を吸った方が楽に感じるかもしれません。

でもこれは脳に「レギュレータやスノーケルはストレス」とインプットしてしまうことになるので、いざというとき(パニックなど)に、水中であろうが無意識に外してしまうことに繋がる可能性が増大するのです。

私も若い頃にダイバーが水中でレギュレータを外したのを見て(事なきを得ましたが)、これを防ぐには習慣化するしかないと思い、今でも厳しく伝え続けています。

面白いことに、ガイドやインストラクターなどのプロダイバーを観察していると、上手な人ほど水面でもずっと呼吸源と浮力の確保をしているのです。

この姿はめちゃくちゃカッコイイと思います。(私もできないことがあります。)

下手なプロほど、浮力確保の習慣が身についておらず、安易に呼吸源やマスクを外して余裕を見せようとしています。

いざというときにどちらがトラブルに強いか、バディにも素早く対応できるか、みなさんもよく考えぜひ習慣化してカッコイイダイバーになって欲しいと思います。

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