まっつぅ~の“よかった”探し。

人間の一日はあっとゆう間。幸せの価値観は人それぞれ。私の幸せを毎日感じながら生きれるように綴る日記。

power of people  ~at 南三陸~

2011-05-20 12:27:46 | Weblog

なかなかかけなかった、止まってしまった自分の日記。

震災が起きていろいろありすぎて・・・。

もうかなり経ってしまったけど、やっぱり日記に残しときたいから、書こうと思う。

震災後、3月下旬に災害派遣でいかせてもらった宮城の南三陸。

「行く!」ってゆう決断は実は即答ではなく悩んだ。

まだまだ余震の続くなか、原発の問題、治安の問題など実際行くとなるといろんな覚悟を要求された。なにより、家族の反対が一番つらかった。

でも毎日流される被災地、被災者の映像に涙して何ができるだろうって考えてた。

だったら、テレビの前で泣いてるだけじゃなく、実際にその場所に言って、その人に会って、声をかけ、手を触れようと思った。日本中、いや世界中にそうしたくてもできない人はたくさんいる。

でも私にはこんなに目の前にその機会がある。なにか出来る事があるかもしれないと、志願をした。

そして、実際に足を踏み入れ、最初に目にしたものは、津波が全てをさらった後。

 

何がどうなってしまったのか、何がなんだかわからない状況。

私は同じ病院のスタッフらと南三陸の平成の森とゆう宿泊施設の避難所の診療所に行かせてもらった。
もう震災から10日以上経ってるのもあり、避難生活は想像以上に落ち着いていた。
 
 でも私が出きること、出来たことはそんなになにもない。
ただ、とにかく実際関わって、会話した。
被災者のみなさん、強い、たくましい笑顔で頑張ってた。
ほんとうにすごい悲惨な状況下でも「顔で笑って、心で泣いて、だよ。」って。
たくさんお話して、一緒にお酒も飲んだ。
たくさん一緒に涙した。たくさん考えた。
 
ほんとぅにすごい強い人たち。
人間ってほんとぅにほんとうにすごい。
 
私の方がたくさんパワーもらった。
 
少ない日数でまだまだやり残したことはたくさんあるけど、実際に関わって自分の目で見ては、暖かい手を握ることができた、この機会にほんとうに感謝します。
 
少しでも被災者の思いが伝えられればと思いながら帰ってきた。
そしてその避難所で見た朝日。
どんな時も、どんな場所にも、夜が明け、朝日が昇ります。
そしてまた明日がきます。「明るい日」の明日が必ず来ます。
「明るい日」を信じてまだまだ頑張っている人達がたくさんたくさんいます。
とにかく「忘れない」でいよう。