理大祭に行く、そのついでにいろいろしよう……
そんなことを考えていた時期が僕にもありました。
私立大学を併願するとかいっても一度も行ったことのないところにというのはなぁ、と言うことで理大祭(東京理科大学の学園祭)を見に行こうと思ったのがことの発端でした。
ついでに一応早稲田大も見に行こう、そんなことを考えたところまでは良かったのかも知れません。
しかしそのあと、ついで、ついでと、したいと思っていたことを一気にして仕舞おうとしたせいなのでしょう。最早家を出たのが遠い過去だったような気がします。
朝、ズームインの最後で理大祭の宣伝が入るのを見てから随分たって、家を出ました。
まずは早稲田大。高田馬場から歩きです。推薦受験の日だったらしく、構内には高校生が結構いました。様子をさらっと見て、案内書を貰って出ました。
早稲田駅まで歩いて、東西線で飯田橋へ。途中通った学習院女子大の門には日の丸が。今日は新嘗祭の日ですからね。
あと、これからの展開しだいで昼が遅くなりそうだったので、早稲田駅近くでクロワッサンたい焼きなるものを食べました。ざらめが甘くて美味しかったのですが、「薄皮たい焼き」を掲げる店がこんなものを作って良いのでしょうか。
飯田橋駅の長い通路を通って理科大に一番近いという出口を出ると、坂が。なんとなく登ればいいような気がしたのですが、ここで少し迷って正解でした。理科大は坂の上にはありません。後で理大祭のパンフレットで知りましたが、これが正に神楽坂、登れば地下鉄で来た道を逆戻りです。
理科大を見つけたときの第一印象は「あ、ここか」といった感じ。噂には聞いていましたが、敷地は狭いです。学部ごとに分かれているので当たり前とは言えるのですがね。
とりあえず願書を貰います。郵送だと1200円かかるのですが、無料で貰えました。書かされた個人情報にそれだけの価値が有るのでしょうか。
肝腎の理大祭ですが、最初から一、二時間のつもりでありましたが、結局三十分くらいで出てしまいました。
やはり、学園祭に一人で行ってもあんまり楽しめないものですから。
但し、一応見るものは見ています。入口の露店を見て、意外とチャラい人が多いな、と心配したり、サークル展示を覗いて、そうとも限らないな、と安心したり。
最後に硫化水素(を象った)ストラップを買い、理大祭パンフレットの地元商店一覧にあったラーメン屋に行くことに。…したのですが、地図にある場所に行っても巨大マンションの建設現場しか見えません。逓信病院なる、何故かは忘れたが最近ネットで調べたことのある病院のところまで行って、諦めて曲がります。
すると警察の車と柵が。国会議事堂のあたりによくあるやつです。
何かな、と思うとそこには法政大学が。そのまま突き当たりまで行って見つけた地図をみて、自分は遊就館の裏にでていることを知りました。……果たして、警察はどちらを警備していたのでしょう。法政大と靖国神社と。
さて、何はともあれ第三の目的地、靖国神社へ。横からも入れそうでしたが、正門まで回ります。
まずはでっかい鳥居と広い参道に圧倒され、そのあと参拝。ただ、やはり遺族の方が多いようで、自分がこんなところにいて良いのかな、と気が引けてしまいました。神社にきてこのようなことを感じるのは初めてです。
引いた御神籤には「足るを知れ」とありました。英霊からの箴言です。
靖国神社を一度出て、近くに飲食店が見当たらないのを確認し、結局道を引き返し、遊就館へ。
入口を入るとすぐ、零戦と汽車があり、中と違い撮影可のようだったので撮影。
高校生三百円の入場券を買い常設展示室に入るて、最初の間が厳粛な雰囲気を醸しだしていました。和歌というものは全くおそろしい。
常設展示は奈良時代から大東亜戦争まで、戦争の歴史を辿ります。とはいえ現代に近づくにつれて内容が濃くなってゆくのですが。
内容を詳しくは書きません。若いうちに一度行ってみると良いと思います。
「回天」なんか見たときにはもう…
自分を重ねて見てしまうのです。
靖国神社に行ったのは、あるミリオタの友人の教唆のためです。遊就館にも行ったことのある彼は、神楽坂の理科大に行く、と言ったら冗談半分に「靖国神社に行って右翼になってきたら？」と言ってくれやがりました。
それで、京都大に行くことになれたらなかなか行く機会も少なくなるなとの思いも手伝い、今回行くことに決めたのです。
ひとまず、友人に感謝といったところでしょうか。
しかし、あそこは政治問題の題材にすべき処ではありません。祈りの場です。
特設展示「大東亜戦争七十年展Ⅱ」まで見てから出ると、結構時間がなくなっていたので(さっきは何故か見つからなかった)立ち食い蕎麦屋で遅い昼を済ませ、市ヶ谷から有楽町線で池袋に出ました。
何の時間にかと言いますと、まどマギの映画です。
総集編の映画二作は見に行かなかったので二年ぶりであり、発表された時の見に行こうと思っていた気持ちも色褪せ、あまり見に行く気になっていなかったのですが、テレビ放送された劇場版を見てかつての想いを取り戻し、どこかで見に行こうと思うようになったのです。まあ策略に見事にはまっている訳ですね。
正直映画館で座った時には、楽しめるか不安でした。遊就館であんな重いものを見てきたあとですから。
でもそんなものは杞憂でしたね。ええ、圧巻でした。
公開されてから随分経っているのでリピーターの人が多いようでしたが、何度も観たくなるのも解ります。
私はといえば、終わったあと放心してました。
ちなみに、今日から配布の100万人記念プレゼントの裏面はネタバレです。
私は裏返す前に前の人(リピーター)の「裏面ネタバレじゃん」の台詞で事なきを得ましたが、初めて見るひとは注意です。
……はぁ、凄かった。
明日は模試です。
そんなことを考えていた時期が僕にもありました。
私立大学を併願するとかいっても一度も行ったことのないところにというのはなぁ、と言うことで理大祭(東京理科大学の学園祭)を見に行こうと思ったのがことの発端でした。
ついでに一応早稲田大も見に行こう、そんなことを考えたところまでは良かったのかも知れません。
しかしそのあと、ついで、ついでと、したいと思っていたことを一気にして仕舞おうとしたせいなのでしょう。最早家を出たのが遠い過去だったような気がします。
朝、ズームインの最後で理大祭の宣伝が入るのを見てから随分たって、家を出ました。
まずは早稲田大。高田馬場から歩きです。推薦受験の日だったらしく、構内には高校生が結構いました。様子をさらっと見て、案内書を貰って出ました。
早稲田駅まで歩いて、東西線で飯田橋へ。途中通った学習院女子大の門には日の丸が。今日は新嘗祭の日ですからね。
あと、これからの展開しだいで昼が遅くなりそうだったので、早稲田駅近くでクロワッサンたい焼きなるものを食べました。ざらめが甘くて美味しかったのですが、「薄皮たい焼き」を掲げる店がこんなものを作って良いのでしょうか。
飯田橋駅の長い通路を通って理科大に一番近いという出口を出ると、坂が。なんとなく登ればいいような気がしたのですが、ここで少し迷って正解でした。理科大は坂の上にはありません。後で理大祭のパンフレットで知りましたが、これが正に神楽坂、登れば地下鉄で来た道を逆戻りです。
理科大を見つけたときの第一印象は「あ、ここか」といった感じ。噂には聞いていましたが、敷地は狭いです。学部ごとに分かれているので当たり前とは言えるのですがね。
とりあえず願書を貰います。郵送だと1200円かかるのですが、無料で貰えました。書かされた個人情報にそれだけの価値が有るのでしょうか。
肝腎の理大祭ですが、最初から一、二時間のつもりでありましたが、結局三十分くらいで出てしまいました。
やはり、学園祭に一人で行ってもあんまり楽しめないものですから。
但し、一応見るものは見ています。入口の露店を見て、意外とチャラい人が多いな、と心配したり、サークル展示を覗いて、そうとも限らないな、と安心したり。
最後に硫化水素(を象った)ストラップを買い、理大祭パンフレットの地元商店一覧にあったラーメン屋に行くことに。…したのですが、地図にある場所に行っても巨大マンションの建設現場しか見えません。逓信病院なる、何故かは忘れたが最近ネットで調べたことのある病院のところまで行って、諦めて曲がります。
すると警察の車と柵が。国会議事堂のあたりによくあるやつです。
何かな、と思うとそこには法政大学が。そのまま突き当たりまで行って見つけた地図をみて、自分は遊就館の裏にでていることを知りました。……果たして、警察はどちらを警備していたのでしょう。法政大と靖国神社と。
さて、何はともあれ第三の目的地、靖国神社へ。横からも入れそうでしたが、正門まで回ります。
まずはでっかい鳥居と広い参道に圧倒され、そのあと参拝。ただ、やはり遺族の方が多いようで、自分がこんなところにいて良いのかな、と気が引けてしまいました。神社にきてこのようなことを感じるのは初めてです。
引いた御神籤には「足るを知れ」とありました。英霊からの箴言です。
靖国神社を一度出て、近くに飲食店が見当たらないのを確認し、結局道を引き返し、遊就館へ。
入口を入るとすぐ、零戦と汽車があり、中と違い撮影可のようだったので撮影。
高校生三百円の入場券を買い常設展示室に入るて、最初の間が厳粛な雰囲気を醸しだしていました。和歌というものは全くおそろしい。
常設展示は奈良時代から大東亜戦争まで、戦争の歴史を辿ります。とはいえ現代に近づくにつれて内容が濃くなってゆくのですが。
内容を詳しくは書きません。若いうちに一度行ってみると良いと思います。
「回天」なんか見たときにはもう…
自分を重ねて見てしまうのです。
靖国神社に行ったのは、あるミリオタの友人の教唆のためです。遊就館にも行ったことのある彼は、神楽坂の理科大に行く、と言ったら冗談半分に「靖国神社に行って右翼になってきたら？」と言ってくれやがりました。
それで、京都大に行くことになれたらなかなか行く機会も少なくなるなとの思いも手伝い、今回行くことに決めたのです。
ひとまず、友人に感謝といったところでしょうか。
しかし、あそこは政治問題の題材にすべき処ではありません。祈りの場です。
特設展示「大東亜戦争七十年展Ⅱ」まで見てから出ると、結構時間がなくなっていたので(さっきは何故か見つからなかった)立ち食い蕎麦屋で遅い昼を済ませ、市ヶ谷から有楽町線で池袋に出ました。
何の時間にかと言いますと、まどマギの映画です。
総集編の映画二作は見に行かなかったので二年ぶりであり、発表された時の見に行こうと思っていた気持ちも色褪せ、あまり見に行く気になっていなかったのですが、テレビ放送された劇場版を見てかつての想いを取り戻し、どこかで見に行こうと思うようになったのです。まあ策略に見事にはまっている訳ですね。
正直映画館で座った時には、楽しめるか不安でした。遊就館であんな重いものを見てきたあとですから。
でもそんなものは杞憂でしたね。ええ、圧巻でした。
公開されてから随分経っているのでリピーターの人が多いようでしたが、何度も観たくなるのも解ります。
私はといえば、終わったあと放心してました。
ちなみに、今日から配布の100万人記念プレゼントの裏面はネタバレです。
私は裏返す前に前の人(リピーター)の「裏面ネタバレじゃん」の台詞で事なきを得ましたが、初めて見るひとは注意です。
……はぁ、凄かった。
明日は模試です。
