サンオフィス社員日誌

不動産屋の日常、外房食べ歩き、本と映画の批評

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映画 『魔法少女まどか☆マギカ 前編 始まりの物語・後編 永遠の物語』

2017-06-10 21:41:38 | 映画

 

まだ6月中旬と言うのにも関わらず、かなり暑くなりました今日でしたが、皆様はお元気でしたでしょうか。

昨日、ブログ等で告知させて頂きました、子猫ちゃんの里親募集なのですが、無事に里親さんが決まりましたので、

この場をお借りして、御礼申し上げます。

実はまだ、他に子猫ちゃんはいるので、写真が撮れましたら、また告知させて頂きたいと思います。

 

本日の弊社ですが、土地のご購入の申し込みを頂き、その他決済に向けての準備や、

賃貸のお客様が無事に出産され、更新契約をさせて頂くなど、動きのある一日となりました。

一宮町の県道沿いを通るたびに、景色が変わり、新築の建築が進んで来ています。

これがオリンピックに向けての流れであり、弊社と致しましては、賃貸オーナー様にとって、

より良き機会となる様に、ご協力・ご提案させて頂けたらと思います。

 

さて、今日ご紹介する映画は、『魔法少女まどか☆マギカ 前編 始まりの物語・ 後編 永遠の物語』です。

これは元々、いわゆる萌絵というものが、私自身があまり好きでは無くて、観る気が無かったのですが、

その続編である、『新編 叛逆の物語』の評価が、海外でも素晴らしく、

映画評論家の町山さんや、ムービーウォッチメンの宇多丸さんが、熱狂的に論じている動画を見たことも有り、

いい年をした大人が観ても面白いのか・・・とだんだん気になって来ていました。

その新編を観る前に、知識として、前編と後編を観ておかないと、話が理解出来ない。

いわば丸腰で観るのは無謀以外の何物でもないという、ありがたい教えを頂きましたので、観てみました。

オープニングはこんな感じ 著作権の関係でカラオケで歌っている動画です

魔法少女まどか☆マギカOP コネクト 歌ってみた

 

 

 

 

 

 

 

 

えーと、この作品の内容はですね、画像で載せた様に、5人の可愛い魔法少女達と、マスコットキャラが、

他愛ないケンカや、葛藤や恋を繰り広げながら、最終的に世界を滅ぼす悪の魔王と戦っていくという、コメディかつハートフルなバトル物・・・・・・

 

 

 

 

 

 

じゃねえ!!!!

 

 

 

 

 

全然違う!!!!

騙されたわ!!!!

 

 

 

 

 

凄惨かつエグ過ぎる(可愛いだけに余計に)!!!!

 

 

 

 

 

この映画の話を一言で言うと 【詐欺に遭った友達を助けようとする話】

観る前の一言感覚 【まあなんか惨い話とは聞いているけど、キャラクターの絵を見る限り、そんな事は無さそうだし】

観た後の一言感想 【万人向けでは無いけれど、とんでもない傑作】

 

何を言っているのか、良く分からないと思いますが、この映画は元々、テレビアニメで流されていた本作品を、

映画版に再編集したものであり、最初は良く分からなかった謎や、からくりや仕掛けや罠が、

物語が進むにつれて、分かってくることで、とんでも無い衝撃を観客に与える作りになっているので、

このブログでは、詳しく話は説明しません。ネタバレをしてしまうと面白くなくなるので。

 

さわりの断片的な話を説明すると、

 

「中学2年生で、親友同士の、まどかとさやかは、ある日、血まみれになって助けを求めてきた、

キュウベイという白い猫と兎が合体したような、宇宙生物を、助ける事になります。

助けてくれたお礼にに、キュウベイは、まどかとさやかに、

「君たちの願い事を、なんでも一つ叶える代わりに、魔法少女になってよ」と、

魔法少女になる契約を勧めてきます。

 

 

           【キュウベイ】

 

時を同じくして、まどかとさやかは、魔女という悪と遭遇し、危険に陥りますが、颯爽と登場し、その魔女を退治したのが、

その中学の3年生で、魔法少女としての先輩でもある、マミさんでした。

 

マミさんは、まどかとさやかに対しては、危険もあるのだから、無理に魔法少女になる必要も無いと言いつつ、

もしなるのであれば、願い事は慎重に後悔しないように・・・と話します。

 

それと並行して、まどかとさやかの教室に、ほむらという少女が転校生として入ってくるのですが、

ほむらは事ある事に、まどかに対してきつく、そして冷たい物言いで、魔法少女になる事を、妨害してきます。

 

 

どちらかと言うと確たる信念などは無く、明るいように見えて、内心は劣等感でいっぱいのまどかに比べ、

「正義の味方になるのも悪くない」と一本気で正義感が強く、まどかより、精神的に大人であるさやかは、

ずっと気になっていた幼ななじみの男子が、天才的なバイオリンの奏者の腕があるのに、

事故で腕に障害を抱え、二度と演奏が出来なくなり、自暴自棄になった、その彼の障害を治すために、願い事を使い、魔法少女になるのですが・・・・・」

 

 

ここまで読んで、別に普通の話だと思うのも無理はないんですね。

映画でもこの辺りまでは、ごく普通の魔法少女的な話の型通りの作りや演出で進みます。

正直な話、最初から始まって、44分くらいは、「良い話だと思うけど、大人が時間をとって、わざわざ観るもんかな」と退屈なのですが、

前編の45分に、普通の魔法少女ものでは、あり得ない展開となります。

そこから、急転直下で、次々に事実が明るみに出て、気が付いたら引き返すことが出来なくなります。

 

この辺りの、エグさの加減は、『チェイサー』『コクソン』などの、ナ・ホンジン監督に近いものが有り、

いつの間にこんな引き返せないところまで来てしまったか、という絶望的な感覚は、『冷たい熱帯魚』の園子温監督に近いものが有ります。

 

ですので、興味を持たれた方は、前編を我慢して45分観てみて下さい。

そこで面白くなってきた・・・と思える方は、そのまま後篇も、楽しめると思います。

 

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