ちっちゃな太陽   ~誰でも誰かの ちっちゃな太陽~自分を自然体で発し続ければ いつか誰かの太陽になる~

シンプルに自然体で唯一無二のコミュニケーションを紡いでいきたい…
自分らしく楽に生きる事が、ちっちゃな太陽になること!

主な活動

シンプルなことが最もパワフルだから、 ペーシングをひとりでも多くの人に使ってもらいたい、という願いのもとに、活動しています。  ●NLPライフコーチング ●ヒプノセラピー ●コミュニケーションセミナー

心揺さぶられた言葉 そして『場』のビジョン

2015-02-15 14:00:00 | 日記
あいかわらず暗いニュースが多い中で、
今年に入ってから出会った、心揺さぶられた言葉たちを、ここにに書き写します。
あなたはどう感じますか?


(吉野弘さんの詩からの抜粋)

 ひとが ひとでなくなるのは
 自分を愛することをやめるときだ

 
 自分を愛することをやめるとき
 ひとは 他人を愛することをやめ
 世界を見失ってしまう


 正しいことを言うときは
 相手を傷つけやすいものだと
 気づいているほうがいい


(ソウルフラワーユニオン「満月の夕」の歌詞の一節)

 解き放て いのちで笑え


(田中克彦著「ことばと国家」の中の言葉)

 差異を差別に変えるのは人だ


(大友良英著「学校で教えてくれない音楽」より)

 多分、僕は、音楽が単体でなりたつものではなくて、「場」そのものを生み出す原動力のようなものであってほしい、て考えているのかもしれない。

 同じものですら「場」が変われば意味が変わるように、人も音楽もひとつの価値観に縛られる必要はないし、みんなが同じ方向を向く必要はないと。


(そして私が作りたい『場』のビジョン)

 風通しのいいパイプを何本ももった『場』 … 声が通る場 感情が通る場


言葉によって、私が大切にしている価値観やビジョンを再確認しています。



今どう生きるかを問われている

2015-02-01 15:00:00 | 日記
今日は私の誕生日。
誕生日は「この世に生を受けた日」として、命に感謝する日にしている。

誰もが何も持たずに無垢なひとつの命としてこの世に生まれてくるのに、
人を憎んだり、自分を嫌ったり、救いようのない世の中と感じたり、
そういう生き方になってしまうのは悲しい。
年明けから悲しい事件があまりに多く、言葉がみつからない。

私が望む事はただひとつ…
誰もが人としての尊厳を持って生きられる世の中。
誰もが自分を愛せる世の中。

「今あなたは何ができるのですか?」
「あなたはどう生きるのですか?」
誕生日には、そう問われているように感じる。


2週間ほど前に、阪神淡路大震災から20年の特番の中で、
震災後に生まれた神戸の高校生が、震災の事実をいろいろと知る中で、
では自分に何ができるか、何をやらなければならないか、を自分に問うて、
「僕は近所の頼れるおじちゃんになりたい」と言っていた。

私はこの言葉にものすごくうれしくなった。
手が届かない壮大な夢やビジョンを語るより、よほど力のある言葉です。
「近所の頼れるおじちゃんになりたい」

日本中の人々がこう思ったとしたら、確実に世の中の空気は変わるよね。
ものすごく大きな力になるよね。

私がこのブログのタイトルに書いている「誰でも誰かのちっちゃな太陽」も、
これに通じるものがあるので、なおさらうれしくなりました。

一人一人は無力のように思えるけれど、でも今できることはある。
ちょっとしたことを、日々できることをやろう。