あいかわらず暗いニュースが多い中で、
今年に入ってから出会った、心揺さぶられた言葉たちを、ここにに書き写します。
あなたはどう感じますか?
(吉野弘さんの詩からの抜粋)
ひとが ひとでなくなるのは
自分を愛することをやめるときだ
自分を愛することをやめるとき
ひとは 他人を愛することをやめ
世界を見失ってしまう
正しいことを言うときは
相手を傷つけやすいものだと
気づいているほうがいい
(ソウルフラワーユニオン「満月の夕」の歌詞の一節)
解き放て いのちで笑え
(田中克彦著「ことばと国家」の中の言葉)
差異を差別に変えるのは人だ
(大友良英著「学校で教えてくれない音楽」より)
多分、僕は、音楽が単体でなりたつものではなくて、「場」そのものを生み出す原動力のようなものであってほしい、て考えているのかもしれない。
同じものですら「場」が変われば意味が変わるように、人も音楽もひとつの価値観に縛られる必要はないし、みんなが同じ方向を向く必要はないと。
(そして私が作りたい『場』のビジョン)
風通しのいいパイプを何本ももった『場』 … 声が通る場 感情が通る場
言葉によって、私が大切にしている価値観やビジョンを再確認しています。