こんばんは。
アナタに明日への希望をお届けする「情熱の女」カウンセラー もるもです。
本日は、オンラインカウンセリングサイト「ココロノマルシェ」のご相談に回答いたします。
友達の不倫経験に関する話にモヤモヤしている りりー さんからのご相談です。
(以下、ご相談文です)
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こんにちは。りりーと申します。
以前セックスレスについての相談を一度させていただいたことがあるものです。
現在はちょっと改善に向かっていて、今回は全く別の内容で意見を伺ってみたいなと思い投稿させていただきました。
以前セックスレスについての相談を一度させていただいたことがあるものです。
現在はちょっと改善に向かっていて、今回は全く別の内容で意見を伺ってみたいなと思い投稿させていただきました。
先日仲のいい友人から過去の不倫関係の話を聞き、もやもやしています。
私も知っている社内の人と不倫関係にあったというもので、2人共そのようなことをするイメージが全く無くお相手は尊敬している方でした。数年前の話で、友人は現在他の人と結婚して子供もおり幸せそうに(話を聞いている限り)暮らしています。
友人と色々話していたときに過去の話として笑い話のように暴露された話ですが、私には笑い話として受け止められずショックを受けました。
既婚者と知っていて友人側からアタックし数年間不倫関係にあり、最後は相手の奥さんにばれて家庭を巻き込む騒動になったが、奥さんに身元はばれず慰謝料などは請求されずに終わったというお話です。男側は現在も離婚はしておらず、家事など協力しているようです。
私も知っている社内の人と不倫関係にあったというもので、2人共そのようなことをするイメージが全く無くお相手は尊敬している方でした。数年前の話で、友人は現在他の人と結婚して子供もおり幸せそうに(話を聞いている限り)暮らしています。
友人と色々話していたときに過去の話として笑い話のように暴露された話ですが、私には笑い話として受け止められずショックを受けました。
既婚者と知っていて友人側からアタックし数年間不倫関係にあり、最後は相手の奥さんにばれて家庭を巻き込む騒動になったが、奥さんに身元はばれず慰謝料などは請求されずに終わったというお話です。男側は現在も離婚はしておらず、家事など協力しているようです。
友達は既に精算した話として過去の出来事の1つになっているようですが、私は浮気された経験があるので奥さんはなかったことにできないんじゃないかなと思ってしまいます。
同じような経験のある友人が私の周りになぜか3人ほどいます。自分に関係ないところのお話ですし、私がどうこうする話でもないのですが、不倫関係でいうと加害者側の不倫相手は慰謝料もなく数年後には幸せそうに過ごしていて被害者側の奥さんは引きずっているとしたら報われないなと思い、理不尽さになぜかずっともやもやしているのですが、このもやもやを改善できる考え方はありますでしょうか。
とりとめのない話になってしまいましたが、、ご意見伺えると嬉しいです。
同じような経験のある友人が私の周りになぜか3人ほどいます。自分に関係ないところのお話ですし、私がどうこうする話でもないのですが、不倫関係でいうと加害者側の不倫相手は慰謝料もなく数年後には幸せそうに過ごしていて被害者側の奥さんは引きずっているとしたら報われないなと思い、理不尽さになぜかずっともやもやしているのですが、このもやもやを改善できる考え方はありますでしょうか。
とりとめのない話になってしまいましたが、、ご意見伺えると嬉しいです。
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(以下、ご回答になります)
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こんばんは。
この度はご相談をお寄せくださり、ありがとうございます。
ご相談文を拝読して、何とかしてりりーさんのお役に立ちたいと思いました。
以下、モヤモヤ解消に向けて3点コメントさせて頂きます。
1: 本当に加害者(仮)は「何の罰も受けていない」のでしょうか?
2:自分が被害者になった出来事はとても重大に思えるが、他人にとっても同じとは限らない
3:正しいことが幸せをもたらす訳では無い
以下、それぞれ解説いたします。
1:本当に加害者(仮)は「何の罰も受けていない」のでしょうか?
私がご相談文を拝読していてまず疑問に思ったのは「なぜお友達の方は共通の知り合いとの不倫の話をりりーさんにされたのだろう?」ということです。
・・・はっきり言って、黙っておいた方が無難ですよね苦笑
りりーさんが会社の人に話したり、何らかの形でお友達の旦那さんの耳に入ったりでもしたら
不倫相手の方の出世に影響が出たり、友達と旦那さんとの仲にヒビが入ったりする可能性もありますよね?
そういうリスク管理ができないくらい、お友達は迂闊な方なんでしょうか?
・・・あ、不倫をしている時点でリスク管理はできていないかw
・・・という女子トークはさておき
再度ご質問したいのは
なぜ、ご友人はこの話をりりーさんにシェアされたのでしょうかね?
まぁモテ自慢がしたかっただけかも知れませんがw
(そもそも、既婚者に自らアタックする女性ってとても積極的ですよね)
ここからは私の邪推ですが
お友達はりりーさんに話さずには居られないほど、苦しかったのかも知れませんね。
もしかしたらそんな素振りは全く見せないかも知れませんが
不倫は現代の社会通念に反している行為ですので
どんなに罪悪感を感じないようにしても
そして表面上は感じていないように振る舞っていても
心のどこかに、何か悪いことをしている(していた)ような
そこはかとない罪悪感に苛まれていたかも知れません。
そして、罪悪感を感じるのは誰だってイヤですので
なんとかしてそれを解消しようとします。
女性の場合のよくある解消法として、
気のおけない友人や信頼できる相手に話をして
その内容を受け入れてもらう(「聞き流す」など、否定をしないことも含みます)ことで
罪悪感から逃れようとしたのかも知れません。
またりりーさんは「友達は身元がバレずに慰謝料と取られず、不倫相手の男性側は離婚せずに家事に協力しているらしい」と書かれていますが
慰謝料を取られなかったこと、離婚をしなかったことは
表面上は何の制裁も受けていないように見えますが
むしろ慰謝料を払ったり、離婚したりするという社会的な制裁を受けることで
その罪は社会的には償われる、つまりはゼロになります。
しかし社会的な制裁を受けなかったお友達や男性の方の罪は
永遠に償われることは無く、お二人の心の中に残り続けます。
「私は/俺は悪いことをした」
「私は/俺は奥さんの心を傷つけた」
「(友達の場合)私の過去の不倫が旦那にバレたらどうしよう・・・」
「(男性の方の場合)俺は一生家事をしながら罪を償わなきゃいけないのかよ・・・」
心のどこかでそう思いながら生き続けているお二人は
本当に何の罰も受けていないのでしょうか?
そんな風に想像してみると、表面的には「不倫後、結婚して幸せそうにしている」「笑い話のように不倫の話をする」お友達の姿にも
違った一面が見えてくるかも知れません。
2:自分が被害者になった出来事はとても重大に思えるが、他人にとっても同じとは限らない
りりーさんは以前、お相手に浮気をされたご経験があるとのことでした。
それはとても悲しい出来事だったと思います。
そうした悲しい・傷つく体験をすると
「自分とは全く関係ない他の人が浮気している」と聞いても
ご自分の過去の心の傷が疼いて痛みますし
「どうして浮気された側(=被害者)はこんなに苦しいのに、それを知らずにこんなに簡単に浮気をする奴ら(=加害者)がいるんだろう」
「どうして奴ら(=加害者)は私と同じ苦しみを味わないのだろう・・・」
そんな気持ちになることは極めて自然だと思います。
しかし、根本裕幸お師匠を始めとする心理カウンセリングの世界においては
「心理的な世界には加害者も被害者も存在しない」
というスタンスを取ります。
もちろん、こんな言葉を聞いてりりーさんが今の時点で納得する必要は全くありません。
「何言ってんだオラ?」
・・・そう思って頂いて全く問題ありません。
少し例え話をしますと
私は小学校の頃にいじめに遭いました。
なので、今でも誰かのいじめの話を聞くと「100%加害者が悪い!」と思いますし
そんなヤツの家には1万回イタ電を掛けてやれば良い
そんなヤツの玄関先では1万回ピンポンダッシュをしてやれば良い
そんなヤツの家の前に毎朝生ゴミを置いてやれば良い
そんなヤツはSNSで実名公表し、未来永劫に誹謗中傷を浴びせ続ければ良い
・・・そう心から思います。
(「お前、悪ノリしてるだろ?」というツッコミは禁止です笑)
ですが、客観的ないじめの専門家の立場から見れば
いじめの加害者側にも、家庭内を含めていろんな事情がありますし
先ほどの浮気の話とも重なりますが
加害者側は社会的な制裁を受けようと受けまいと、一生そこはかとない罪悪感を抱えて暮らし続けるという
心理的には最大の罪と制裁を受けます。
もちろんりりーさんには、被害者として苦しさを味わっていらっしゃるご自分の気持ちを100%肯定していただきたいです。
「加害者にも加害者の事情があったのだ」とか
「浮気される私にも問題があったんじゃないか」とか
そんな優等生みたいな考えで感情を抑え込む必要は全くありません。
いつでも自分の素直な感情を大切にしてください。
ただ、りりーさんの見方はあくまで被害者としてのものであり
加害者側には加害者側の見方や事情があります。
また、直接は関係無い第三者の見方や、その時に優勢になっている社会的な見解もあります。
一つの物事に対しても、そのようにたくさんの見方があることを頭の片隅に置いておくと
いろんな人のいろんな意見はあくまでその人のものでしか無いことに気づきますし
ご自分はあくまでご自分の思いや考えを大切にするしか無いのだと気づきます。
3:「正しいこと」が幸せをもたらす訳では無い
被害者側の気持ちを慮って、加害者側になるような行為をしないこと
今回の例で言えば、浮気や不倫をしないこと
それらは「正しいこと」です。
しかし「正しいこと」が幸せをもたらす訳ではありません。
人は正しいことをするために生きるのではなく、幸せになるために生きています。
浮気や不倫をしてしまった「加害者」たちは
決して意図して被害者を作り出そうとしたのではなく
「自分なりに幸せになる方法は何だろう?」と模索を続ける中で
たまたま社会的に「誤った」「人を傷つけてしまう」行為をしてしまったのです。
もちろん、先にも書きましたが加害者たちを許す必要はありません。
ただ、りりーさんの中にもし「正しく無い」「誤った」「望ましく無い」気持ちが少しでもあるとするならば
それらを否定するのではなく
ぜひご自分にその感情を許していただきたいのです。
何かを「許せない」と思っているときに
一番許せていないのはその「何か」ではなく
実は自分自身の悪さ、ズルさ、弱さ、不甲斐なさだったりします。
どうぞ、ご自分の中のそんなネガティブで柔らかい感情を大切にされてください。
「アタシがかつて浮気されてどれだけ辛かったことか・・・」
「不倫とか浮気とかありえねーんだよ、マジ」
「もうこれ以上私の古傷をえぐらないでよ・・・」
そんなご自分の気持ちを正面から採用してください。
相手の気持ちをわかってあげた気になる必要はありません。
その友達に対してだって
「不倫って奥さんが傷つくと思わないの?私は絶対に許せない!」
そう言ったっていいんです。
そう言わなかったのは、りりーさんが友達に対して「優しくありたい」「受け入れてあげたい」という思いやりを持っていたからでは無いでしょうか?
その気持ちはとても素晴らしいです。
でも、まずは友達より何より、ご自身の気持ちを一番に優先させてください。
それを続けていくことで、お悩みにある友達の「正しく無い行為」にモヤモヤする機会も自然と減って行きます。
<まとめ>
ご自分が浮気をされてしまった辛い経験を受け止め
友達がその傷に塩を塗るような過去の不倫経験の話をしてきても
感情的になったり頭ごなしに怒ったりしないりりーさんは
きっと他人の気持ちを思いやる、心の優しい方なのだと思います。
そんな優しさを、ぜひ真っ先にご自分自身に向けてあげてください。
ご自分のネガティブな思いを、ご自分の優しさで包んであげてください。
ご自分のあらゆる気持ちに優しくなると、徐々に他人の「正しく無い」振る舞いにも優しくなれます。
いつでもご自分の気持ちを一番大切に。
ご参考になりましたら幸いです。
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(以上です)
最後までお読みいただきありがとうございました。
明日も素敵な1日を。
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