見出し画像

明日また陽が昇るなら −カウンセラーもり あずさ(もるも)のブログ−

「好き」とは言ってないけど -連続テレビ小説「おかえりモネ」より-

こんばんは。
アナタに明日への希望をお届けする「情熱の女」カウンセラー もるもです。

本日は「おかえりモネ」を観ている方々にとって待ちに待った日となりました。

ついに菅波先生と百音の気持ちが通じ合ったのです。

しかし、二人はお互い「好き」という言葉は使いません。

その代わりにお互いが使った表現は以下です。

「これでも動揺しているんですよ」

「(あなたの気持ちを)受け止めたい。だから何かあれば、少しは頼りにしてください」

「先生がどこで仕事してても、それはいいです。どこへ行っても応援します。でも・・・」

「私は先生が目の前からいなくなっちゃうの、嫌だって思ってるんです。すいません」

「あなたの痛みは、僕には分かりません。でも、分かりたいと思っています」

・・・最後のセリフの直前に菅波先生は百音の手を取って抱き寄せますので

これをもってもう告白というか、お互いの好きな気持ちが通じあったことがはっきりわかります。

でも、文言だけ読んでいると「これって告白なのか?それとも・・・?」と思うくらいの遠回しなやり取りですよね。

このお二人は、お互いにとても繊細で相手を思いやっていますし

気持ちを伝える言葉もとても慎重に選んでいます。

「慎重に選ぶ」には二つの観点があって

・自分の気持ちを正確に表現する言葉を選ぶ

・相手を傷つけない/束縛しない言葉を選ぶ

二人は両方のことを同時に考えています。

なので、言葉が少し遠回しというか

なかなか「好き」という言葉にはなりません。

そして、最後まで「好き」という言葉は使わずに心を通わせました。

それは、別に二人が臆病だからでも何でもなく

「好き」は割と漠然とした心の状態なので

それはそのまま相手に伝えるものではなく

相手に気持ちを正確に伝えるには

二人が言葉に出したような

「あなたを理解したい」「受け止めたい」
「あなたが目の前からいなくなるのが嫌だ」

・・・と言った、相手に対する具体的な心持ちを表現することなのです。

「好き」とか「愛してる」とかの言葉だけが愛情表現ではありません。

相手に対する気持ちを伝えたい時には

ぜひ、菅波先生と百音のようなもう一歩踏み込んだ感情表現をしましょう。

本日は、朝ドラに学んだ「好き」を使わない愛情表現についてお伝えいたしました。

ご参考になりましたら幸いです。

最後までお読みいただきありがとうございました。
素敵な週末を。

****
アナタに明日への希望をお届けする「情熱の女」カウンセラー
もるものセッションお申し込みはこちらから。
 
アナタのネガティブ・影・恐れ・不安を カウンセラーもるもが愛・価値・夢・希望へと変えます。

コメント一覧

sun-also-rises
ありがとうございます。
セリフは、もちろんドラマをリアルタイムに見てはいたのですが、既にいろんなサイトに掲載されていまして、そちらを参考にさせてもらいました笑

愛情表現って直接的じゃない方が実は伝わったりしますよね。
私も色々勉強させて頂いてます。

それにしても今回の朝ドラ、なんか月9みたいな展開ですよね^^
アネッティワールド
見事に再現されてますね。
ドラマのまんまのセリフだったので感激。
否、ドラマ以上に文字で現されていた分
スッと入ってきました。
流石としか言いようがありません。

こんな愛情表現ができる人間になりたかったと思ってしまいます。
名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

※ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最近の「ロックマン・男性心理分析」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事