【ココロノマルシェ】ご相談への回答 -無視されるから仕事を辞めてもいいのか-

こんばんは。
アナタに明日への希望をお届けする「情熱の女」カウンセラー　もり　あずさ（もるも）です。


本日は、オンラインカウンセリングサイト「ココロノマルシェ」のご相談に回答いたします。

長年秘書として仕えてきた弁護士との関係がうまくいかず、無視されて仕事を辞めたいとお悩みの　mone　さんからのご相談です。

（以下、ご相談文になります）

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弁護士事務所に秘書として勤めています。
10年以上、担当してきた弁護士がいました。
私が資格の勉強をしながら働いていて、ずっと応援してくれていました。
あまり愛想のない私でも、続けることが出来てきたのは、その方のおかげだと思います。
ただ、基本的には、秘書は誰でもいい、こだわりはない、お互い自由にという感じで、仕事面の能力を評価したりということは一切ありませんでした。

下の弁護士を雇っていくうちに、秘書の私とはコミュニケーションが減り、自分は秘書なのかなぁと思うこともあり、また、他の愛嬌があって女性らしい秘書と楽しく話したり、私が大変な仕事をしているのに、お礼は秘書全員に言っていたり、他の子がお気に入りと他の秘書の人から聞いていたりして、そのお気に入りの人は産休育休で、共用の仕事は頑張って私が請け負っていましたが、忘年会の重い荷物運びを、その人にトイレで強めの口調で命じられて、すごく嫌な思いをしました。重いものを率先して運んでいたのに、帰りも私が？と。タクシーで重い瓶をたくさん持ち帰って、怒りで二次会には行きませんでした。二次会では担当の弁護士も、その秘書さんもいて、とても楽しかったと思います。

いつも自分だけ報われない、自分だけ好かれないという鬱憤が溜まってたところで、大変な案件の打ち上げがあり、その打ち上げで、私はお客さんの真前に座らされ、担当の弁護士は、他の秘書のところに行って楽しそうに話していて、他の事務所の先生に、私のための打ち上げだよ、食べて食べてと言われ、分かってくれてる人もいるんだなと思いました。その打ち上げのあと、メールで、担当弁護士に不満を伝えてしまいました。
何度も感情的なメールをしてしまい、もう不満が抑えられませんでした。
彼は、私の態度を叱りました。
俺はいいけど、他の周りの人にそんな態度したら許さないと。ものすごく怒られました。周りの秘書さんを気遣ったんだと思います。

それ以来、気まずくなりつつ、働いていましたが、その弁護士は独立することになり、新しいお気に入りの秘書を雇い、他の秘書には普通ですが、私は無視されています。
お疲れ様ですという挨拶も無視され、案件のメールも私だけには返信がないんだと思います。存在を無視されていて、もう事務所に行きたくありませんが、行っています。他の人への態度と、私への態度の差で、本当に本当に嫌われてるんだなと思います。明るくて、話好きな人ですが、私は存在を無視されています。
私を解雇できずに、独立するのかもしれません。

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（以下、ご回答になります）
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こんばんは。
この度は勇気を持ってご相談をお寄せくださり、ありがとうございます。

担当弁護士に存在を無視されていると感じる。

挨拶しても、仕事のメールも無視される。

職場に行きたくない。

それでも職場に行き続ける。

同僚の秘書さんがサボっていて、トイレで強い口調で重い荷物を運ぶように命じられ

それでも文句を言わず、黙々と重い荷物を運ぶ。

同僚の秘書さんの産休育休のため、共用の仕事を頑張って請け負う。

・・・・moneさんは今まで、職場のため、担当弁護士さんのため

他の秘書さんより多くの負担を引き受け

嫌な扱いを受けても我慢し

秘書としての役割を全力で果たしてきたのですね。

まずmoneさんのその真っ直ぐなお気持ちや行動自体が

とても尊いものであり

仮に担当弁護士さんや他の秘書さんたちがmoneさんを評価しなかったとしても

誰よりもご自分がご自分自身に最上級の評価を上げて欲しいです。

「私は〇〇弁護士を全力で支えてきた」

「私はこの職場を全力で支えてきた」

「私は様々な困難の中、本当によく頑張ってきた」

そうご自分に語りかけてあげてください。

そんな言葉を聞いて、moneさんはどんな気持ちがするでしょうか？

「いやー、本当にそうだ。その通り！」

「私はよく頑張ってきたよね・・・」

「担当弁護士も同僚の秘書も、ロクな人じゃなかったけど・・・」

「私はよく踏ん張ったよね」

・・・そんな風に思えるでしょうか？

もしそう思えるのであれば、何も問題はありません。

この世には、悪い弁護士もいれば、良い弁護士もたくさんいます。

現行の担当弁護士の方は、独立して組織から離れられるとのことですので

新しい担当弁護士の方が良い方であることに期待して

しばらく様子を見てみましょう。

逆に、そんな風には思えずに

「どうしてこんなに尽くしたのに、〇〇弁護士は分かってくれなかったんだろう」

「どうして他の秘書さんばかりに愛想良くして、私のことはものすごく怒ったり、無視したりするんだろう」

「私に何か悪いところがあったのかな？」

・・・こんな風に思われるのだとしたら

それはとても辛いことですよね。

でも、どうかご自分を責めないでください。

そもそも、moneさんが上記のように思い悩んで

感情的なメールを送りつけるまで思い詰めているのに

何らケアをせず、状況が悪くなったら無視して

結果として、moneさんが仕事に行きたくなくなるほど

モチベーションを落としているのです。

その時点で、担当弁護士さんは優秀な方とは言い難いです。

弁護士は、法律問題を抱えた人々を支援するのが仕事です。

支援を仕事としている人であれば

自分の身の回りで支援してくれている秘書の気持ちを

理解して寄り添う姿勢を見せるのが、あるべき姿です。

もちろん人間は完璧ではありませんから

いつも「あるべき姿」でいられるではありません。

しかし「あるべき姿」でいることを放棄してしまった人のために

秘書としての「あるべき姿」を貫いてきたmoneさんが心を痛めて

職場を去ろうとしてしまっているのであれば

あまりにももったいないです。

また担当弁護士さんは、過去にはmoneさんを応援してくれていたようですが

過去に囚われ、罪悪感を感じる必要はありません。

今は今であり、もう過去ではありません。

どうか、悩むに値しない担当弁護士さんのために

ご自身の大切な仕事を手放さないで頂きたいと思います。

また、今の環境がずっと続く訳ではありません。

担当弁護士は独立し、また新しい方がやってきます。

その方との相性を見極めてから、辞めるかどうか考えても遅くはありません。

お仕事に対するご自身の真っ直ぐな思いを、何よりも大切にされてください。

moneさんの幸せをお祈りしています。

ご参考になりましたら幸いです。

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（以上です）


最後までお読みいただきありがとうございました。
明日も素敵な1日を。

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