明日また陽が昇るなら −カウンセラーもり あずさ(もるも)のブログ−

変わらなしゃーない -連続テレビ小説「スカーレット」より-

今まで記事には書いてませんでしたが、

 

10月からの連続テレビ小説「スカーレット」も観ています。

 

前回に続き、働くことに前向きな女性が主人公なので

 

観ていて心地いいです。

 

今日の内容で印象に残ったのは、喜美子の幼馴染である新作の実家の雑貨店が

 

その一部を改装してコーヒー店を始めることになった場面。

 

コーヒーが何たるかも知らず、初めて味わったその苦さに面食らい

 

そのコーヒー店を始めると聞いてますます面食らう喜美子に対し

 

新作が放ったこの一言。

 

「変わらなしゃーない」

 

・・・今、私自身が仕事において変わる必要性を感じていたこともあり

 

妙に心に響いた一言でした。

 

そう、職場もプライベートも、どんどんと状況は変わっていっていきます。

 

その川の流れは絶えずして、しかも元の水に戻ることはありません。

 

先ほど、帰り道で家の近くの交差点に立ったときに、

 

ふと、2年前にその交差点で語り合った知り合いのことを思い出しました。

 

その方とはテニスの知り合いで、2年前当時は毎週のように会っていたのですが

 

今では縁遠くなってしまい、最近ではこの3ヶ月間全く会っていないし、連絡も取っていません。

 

でも、毎週のように会って語り合っていた2年前には今のような状況は全く想像がつかず

 

ずっと当時の関係性が続くような気がしていました。

 

でも振り返ってみると、関係性を変えていったのは私の方です。

 

変えるにあたり、何か決定的なきっかけがあった訳ではありません。

 

ただ、なんとなく距離を置いて行きたいと感じ

 

その通りに行動していたら今日に至りました。

 

別に、その方の何かを嫌いになった訳ではないのですが

 

積極的に関わりたいとも思っていない自分がいます。

 

不思議な気持ちです。

 

私は、変わりたいと能動的に思った訳ではありません。

 

ただ、新作のセリフと同じ気持ちでして

 

「変わらなしゃーない」

 

・・・そう感じています。

 

ずっと変わらないもの、何十年も続く関係。

 

そういう関係も素晴らしいと思いますが

 

私はまだまだ、変化を楽しみたいようです。

 

私が変わってしまったことで、距離を置いた人たちに対して

 

そこはかとない罪悪感を感じることもあるのですが

 

それも含めて

 

「変わらなしゃーない」

 

・・・なんだと思います。

 

これから2年後に、また新たな気分や人との関わりを感じながら、いつもの交差点に立ちたいと思います。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

明日も素敵な1日を。

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