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明日また陽が昇るなら −カウンセラーもり あずさ(もるも)のブログ−

覚悟はしなくていい

こんばんは。
アナタに明日への希望をお届けする「情熱の女」カウンセラー もり あずさ(もるも)です。

本日も、夕食を取りながら全豪オープンテニスを観ていました。

今晩の夕食の肴は、モンフィスvsベレッティーニ戦です。

二人ともサーブとフォアハンドが素晴らしいので、試合の展開のテンポが早いです。

モンフィスはもう35歳なのですが、若い頃と比べてプレーが安定してきまして

手足のリーチの長さを活かした巻き込むようなフォアハンドが印象的です。

ベテラン選手の好プレーを観ると、勇気をもらいますね。


・・・さて、本日は「覚悟する」という言葉についてです。

この言葉は職場やスポーツでよく用いられます。

私は以前、部長を目指す女性管理者の異業種交流会に参加していたことがあるのですが

その交流会で、部長以上に出世された方々に対し「部長になるのに最も大切な資質は何か?」とのアンケート調査が行われたことがありました。

その結果、最も多く得られた回答は


「覚悟」


でした。


ここで「そうか、私も部長になるには覚悟しなきゃいけないんだな!」と

従順かつ正直に受け取ることができれば良かったのですが

私がよっぽどひねくれているのか

「・・・覚悟って何?何をすれば良いの?」

・・・と、頭が真っ白になりました。

また、何か特定の思想を持つこと(「覚悟教」みたいなもの?笑)を強制されているような気がして

とても気分が悪かったことを覚えています。

以上は10年近く前のエピソードですが

私は今でも「覚悟しろ」という趣旨の話を聞くと

背中がゾワっとして、心のシャッターが「バシッ!」と落ちます。

心の専門家としては、ここをもっと掘り下げたほうが良いのかも知れませんが

あえてそれをする必要も無いと思います。

なぜなら、覚悟はしなくていいからです。

昨日「彼のことはもう気にしない!」と決めたはずなのに

今日になったらやっぱり思い出してしまう・・・

それでよいのです。

無理して自分の思いを断ち切ったり

変えようとしたりする必要はありません。

自分の感情に逆ったり、蓋をしたりせず

ありのままに感じることが大切です。


気になるものは気になる

好きなものは好き

やりたく無いことはやりたく無い



・・・それでよいのです。

もちろん、社会に生きる人間としては

感じたままに行動できないこともあります。

しかし、だからと言って

感じることすら辞めてしまうと

肝心のご自分の本心や物事の本質が見えなくなります。

逆に日々、自分の素直な感情をありのままに感じ

その気持ちを心に大事に抱き続けていれば

自ずとご自分にとって、何が本心なのかは見えてきます。

そして、実はそれこそがあなたの「覚悟」なのです。

ちなみに仏教の世界における「覚悟」とは

真理を悟る、真理に目覚めることを指すそうです。

私がお伝えしたいのもこの感覚に近いです。

ご自分にとっての真実、本心を知りたいとお望みなら

まずはご自分の感情に背かないことが大切です。

そのためにも「覚悟」という言葉でご自分の感情を切ってしまうのでは無く

むしろ本当の「覚悟」を得るために、感情を大切にされてくださいませ。

ご参考になりましたら幸いです。

最後までお読みいただきありがとうございました。
明日も素敵な1日を。

****
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