大人になってから、選挙前には候補者の方の政見放送をよく観ています。
この記事を書いている間にも政権放送がNHKで流れています。
とある候補者さんが「コロナはただの風邪」と強い口調でおっしゃっています。
ブラジルのボアソナロ大統領と同じ論調です。
結構いい声で、原稿を読み上げていらっしゃいます。
日本は民主主義国家で、言論の自由が保証されていて
300万円の供託金を支払えば都民は立候補できて、NHKで3分間演説をする権利が与えられます。
10年前の選挙あたりから、この政見放送が売名行為に活用されるようになりました。
「NHKをぶっ壊す!!」と立花孝志さんが主張を始めたのは、前回の都知事選の政見放送です。
自局のメディアで自局をぶっ壊すと叫ぶ候補者の政見を流すことを義務付けられているNHKは
なかなかストレスのたまるお仕事をされているなと思います。
・・・と書いていたら、今度は新型コロナウイルスを「武漢肺炎」と称する方の
政見放送が始まりました。
もちろん、コロナウイルスをどう表現するかも候補者の自由です。
日本は言論の自由が保証されている国です。
自由なんだけど・・・。
何を言ってもいいんだけど・・・。
明らかに選挙と関係ないことをおっしゃってる方も多く
「300万円で3分間NHKで自分の映像と主張を流すことができるのは
民放にCMを出すよりもよっぽど効率の良い売名行為だよな・・・」と
少し斜に構えて見てしまう自分がいます。
さて、今回は誰に投票しようかな・・・?
投票日まであと1週間半、政見放送を観ながらゆっくり考えます。
最後までお読みいただきありがとうございました。
明日も素敵な1日を。