2019年12月に購入したPanasonicドルツのハンドル根本ホースから水が漏れるようになりました。
検索すると保守用部品がネットで入手できるようなので修理することにしました。
見ていると色々な部品があり、ホースだけでも売っているようですが、ハンドル部分も汚れて来ていて、水流onoffノブも固くなっていたのでホースとハンドルセットを買いました。
購入したのは上記部品で楽天で送料込みで¥3,300円でした。中身は下の写真の通りハンドルとホース、本体に差し込まれるグレーのカップです。
修理するにあたり用意するのはドライバーと清掃用具です。詳細に書くとドライバーは#2番で電気製品などの組み立て多く使われる比較的ビットの小さい(細い)物、ブロアー、ウエスです。
分解するのはグレーのカップの底にあるネジ2つで、順番はどちらから外しても構いません。ただホースの取り付いているネジを外すとネジに小さな黒いゴムのOリングが付いているので無くさないように。
上の写真は左のネジがカップ中央のネジで右のネジはホース側のネジ、黒いOリングはネジにハマるリングです。(Oリングはカップ側に2個、ホース固定ネジに1個、合計3個です。リングのサイズは全て違います。
ネジを外したら本体から優しくグレーのカップを手前に引っ張り外します。本体を膝で挟み、両方の親指をカップ左右に押し当てながら手前に引くと外れます。
カップが外れたら本体のカップが接触した面をウエスで清掃し、取り外したカップのホースが取り付いていた穴2箇所にゴムのOリングが付いているので取り外し、新しいカップに載せ替えます。
新しいカップとホース、ハンドルを本体に穴を目安に優しく押し込みます。カップと本体が面一になったらねじ止め。
順番的にはどちらから締めても構わないと思いますが私はまず中心から止めました。その際、ネジは一度で完全に閉めるのではなく仮止めします。
次にホース根本のプラ基盤をゴムリングが入っていることを確認して、プラ基盤を押さえつつネジで仮止め。その際カップ側のOリングとネジに嵌めるOリングを確認しましょう。
2箇所ネジを仮止めしたら後は本締め。交互にプラスチックが破れない程度に締め込んでください。ねじ止めの基本はドライバーを押す力が7割で回す力は3割程度。
また無理にネジを押し込むとネジ穴がバカになるので回し始めは慎重に回してください。
組み立て終わったら試運転。私の場合ですが、慎重に作業したつもりでしたがホース根本から水が吹き出し失敗しました。仕方なくもう一度、ホース根本のネジを緩め外した所、Oリングがずれていたので再度位置を合わせて取り付け無事水漏れが止まりました。
最近はなんでも高くなり、タンク別体のドルツも3万円くらいするようです。恐らく修理に出しても2万弱はすると思うので、腕に自信があれば修理するのも良いかも知れません。
因みに修理の時間は総計で30分弱ぐらいでした。
このブログを見てすんなり理解の出来ない方は、買い換えるか修理に出す方が無難だと思います。