昭和な感じ!

昭和のあれこれを懐かしんで楽しむ、1960年代産まれのブログです。

人生ゲーム、まだ新作出てるんだ!

2016年12月21日 | 昭和な話
昨夜のTV番組で、マツコ・デラックスさんが人生ゲームをしていました。
正確にはリアル人生ゲームと言いましょうか、自らがコマになって進めていくというもの。
懐かしい~!
まだ我が家にも二つあります。平成版ⅢとEXというやつ。平成版は文字通り平成になった始めの頃に買った記憶がありますが、あまり遊ばないうちに仕舞ってしまいました。分別ゴミの出す日が決まっていて、違う日に出しても良いけれど他の人に見抜かれるとペナルティとか、エコを意識した作りだったような。平成になってもう28年、まだまだゴミ問題も解決していないけど、意識はかなり向上ているのではないかとか、考えさせられてしまいましたが、今回はゲームの話。

今も新作が発売されているようですが、なんといっても面白かったのは初代じゃないかと思います。私が小学生の頃、友達や家族でいつも遊んでいましたが回し過ぎてルーレットの針が壊れてしまったので、2つ目も買ったという程。
まず車の色を選ぶのが楽しいし、結婚や子供が生まれて車に人を表すピンが増えるのも嬉しい。儲かったり損したりも、何度やってもハラハラ:ワクワク。
保険に入るのって大切と思ったり、借金は身を亡ぼすと子供心に実感したり。
お金の受け渡しをする銀行役は結構面倒なので嫌いだったのですが、そんな私がなぜか銀行に就職して今も仕事してるとは、当時知る由もなく。

大人になって甥と遊ぶために、3つ目を買いました。自分が子供だった頃は分からなかったのですが、これ、性格が結構出ますね。甥の一人は皆が上がって、自分だけ貧乏農場に行ってもひたすらゲームが終了するまでルーレットを回し、もう一人の甥は自分が負け始めるとすぐに辞めてしまってました。
地道な甥は堅実な職につきコツコツ仕事をしていましが、すぐ辞めた甥は今も職を転々としています。
私の娘とは、ニンテンドー64のソフトになったもので遊んでました。これの良い所は面倒なお金の計算がいらない事。紙のお金もないので、片づけも楽だし。
記憶が曖昧なのですが、誰かの手札を奪ったりもできたので、自分が勝つために容赦なく娘の手札に目を付けた夫は娘に嫌われました。
ゲームの最後にはプレイのやり方に応じた次の人生が予測されます。阿漕な事をたくさんするとネジに生まれ変わるといわれたり、人に優しくしていると良いものに転生できるとか、なかなかに考えさせられます。

ゲームといえばオンラインゲームだったり、私もFFとかゼルダとか大好きなのですけど、このシンプルなすごろくゲームも面白いもんだなと改めて感じました。このお正月には久しぶりにやってみようかな。2016年版もあるようで、そちらは16通りに遊べてお片付けトレイもついてるとかで、気になります。

そういえば、ふとウィキペディアで調べたら、このゲームはアメリカが元祖だそうです。知らなかった!

原型は1860年ごろ、米国マサチューセッツ州・スプリングフィールドで印刷業を営むミルトン・ブラッドリー (en:Milton Bradley) という24歳の若者によって考案された「The Checkered Game of Life」。1960年に同社100周年を記念してこのゲームのエッセンスを加えた「The Game of Life」が発売。当時アメリカで人気を博したテレビキャスター、アート・リンクレター(en:Art Linkletter)をパッケージに印刷している。

その後、任天堂さんが日本で発売し、現在48年目、59作目が2016年4月に発売されたそうですよ。
昭和のゲームについては他にも思い出がいっぱいあるので、また書いてみたいと思います。