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うつ病になる運命

うつになる前、なってから自分の変化、周りの変化など思ったことを書きたいと思います。

常識ないね

2006年10月05日 11時55分42秒 | ガラスのこころ
休んでいる時、なぜか人事から何度も電話があって、1週間に1度は電話してとか、ありえないことを言われた。

無理、それは無理よ。私、電話したくないけん、休んだんやん・・・。

しかし、電話しなくてはいけないのわかっていたのだが、どうにもこうにも電話することが出来なかった。ある時から何度も人事から電話が・・・
でも出れなかった。遠くで電話が鳴っている。でも出たくない、出れない。そんな毎日が幾度も重なった。電話にものすごいストレスを感じる。
夜中、携帯をみるとなにやら留守電が。「明日は絶対電話してね。」
ああぁ、もう電話するしかないのか・・・。嫌だ。

うつ病になると電話とか人と会うとか出来なくなる。普通のことが出来ないのだ。それがうつ病。

しかし、切羽詰っていざ電話かける日、3時になってかけよう、んで4時になったら・・・とどんどん時間がのびていき、ついに電話が向こうからかかってきた。

あちらは怒り心頭であった。当たり前か。

「あのね、何度もこちらがかけてるのに出ないし、留守電にも入れといたでしょ、折り返し電話が常識でしょうが!」電話の向こうで目を吊り上げたおっさんの様子が手に取るようにわかる。ありえねぇよ、あんた、社会人としての常識もっとらんのか!とばかりに怒っていた。あまり覚えてないけど、「常識ないね」と言われたのはかなりガーンときた。

私が元気の時、会社で折り返しすぐ電話せんことがあったのか?と聞いてやりたい。とにかく悲しかった。
でもこんなことわかってくれないよね。あの人達、私の病気とか実際なったことがないけんわからんよね・・・。悲しくなったけど、しょうがない。

汚いガキ事件

2006年09月30日 03時11分29秒 | ガラスのこころ
たぶん小学校の頃だと思うけど、夏休み祖母の家に遊びに行った。
というか、年行事みたいなもんだったけど。
母は姉妹が多く、電話でしめし合わせて皆がどっと祖母宅に押し寄せる。
祖母の家は大分の 山々に囲まれたど田舎で、家もめちゃくちゃ広い。
当然、叔父さん伯母さん、それにいとこもくっついてくるわけで・・・。
ピーク時は20~30人ほどで、大広間にざこ寝していた。

子供らは朝早起きでいつも庭やら裏山やらで徘徊しまくっていた。
ある朝、母親達が「ご飯の用意が出来たから早く来なさーい」と何度も呼んだ。
何度も呼ぶので子供らはいそいそと食台へ。

すると「顔洗ってこんか!!!!」おりゃ~的ないとこのおじさんの声が。
あ、朝から?なんでこの人ハイテンション?
それよか、何でこの人こんなに怖い顔で怒こるん?
私は鳩が豆鉄砲くらったかのように一瞬 時が止まった。
傷ついたのだ。

ワタシ、カオキタナクナイ・・・
イツモアラッテル。

まるで外人のように心でつぶやくと、他のいとこが「顔洗いにいこっ」
ざわざわと居間から出て行く。
私も後ろから付いていった。が、なぜかおじさんから
「汚ねぇガキめ、飯の前に顔洗うの常識だろうが!」と私だけ言われたように
感じた。怖かった。とにかく怖かった。
でもひどい被害妄想かもしれない。
たったこの事件を私は今でも鮮明に覚えている。あれから20数年時が経つのに。
傷ついた、私の心は完全に傷ついた。
これから何度も傷ついて大きくなってゆくのに。