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思想良心の自由と企業の採用

2011-06-30 17:45:50 | 日記

思想良心の自由と企業の採用

「会社の採用試験において、応募者に支持政党についての申告を求め、それを採否の基準とすることは、憲法上許されるか。また、この会社が特定の政治的思想を存立の基礎としている場合はどうか。」
司試シ 36
論点1.思想良心の自由の意義
論点2.労働契約の成立以前と以後の区別
論点3.企業の採用の自由と法的規制の可能性
論点4.傾向企業と営利企業
  思想良心の自由については、憲法19条によって保障されるものであり、その性質からして、表現の自由をはじめとするあらゆる精神的自由の根底を成すものといえる重要な権利である。日本国憲法の規定する思想良心の自由は、たたかう民主主義の形はとらず、あらゆる思想に対し完全な内的自由を保障したものであり、この意味においても、その絶対性が重視されるべきであると考える。特にこの権利の侵害が問題となるのは、「沈黙の自由」の危機の場面である。この自由がふみにじられるとき、人は自由な人格を保持すること権利を奪われるとも言え、その主体が何であれ許されないと解するものである。
  また、現代人の圧倒的多くは、私企業(会社、私立学校、私法人など)に雇用されており、そこで思想良心の..

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憲法;信教の自由

2011-06-30 11:40:33 | 日記

憲法;信教の自由

憲法課題レポート 17
1.問題
信教の自由について、具体的な事件に言及しながら、その意義について論ぜよ。
2.回答
1 信教の自由とは、①信仰の自由②宗教的行為の自由③宗教的結社の自由を意味する。
①信仰の自由とは、どのような宗教を信仰しようともよく、またいかなる宗教を信仰しなく
ともよいということである。
②宗教的行為の自由とは、宗教活動を自由にすることができるということである。
③宗教的結社の自由とは、宗教団体を自由に作ることができるということである。
かかる信教の自由は 20 条 1 項で保障されている。
2 それではなぜ日本国憲法では信教の自由が認められているのか。..

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エネルギー世界論

2011-06-29 05:10:55 | 日記

エネルギー世界論

 最近いろんな人の論文やら、文献やらに目を通していると「世界は意識によって成り立っている」という意見をちらほら目にする。少なくとも生物に限って言うのであれば私も一理あると思うが、しかしそれでは生物以外のもの――例えば物質などについてはどうしても納得できない。というかそれ以前に、「意識とは何か?」と質問したい。意識については最近の脳科学の研究でも「意識とは何か」が問題になっており、正確な定義すらされていないのである。それぐらいあいまいなものによって世界を定義しても、あまり意味がない。 では世界は何によって成り立っているのだろうか?
 そもそも意識となんだろう? 私が考えるにそれはひとつのエネルギーである。物理の運動エネルギー(物体の移動する速さと重さに依存し、早さや、重さが大きくなるとエネルギーも大きくなる)や、熱エネルギーなどいったものと同じように意識も精神エネルギーとも呼ぶべきエネルギーなのである。
 物理には「物質を動かすものは物質である。」という基本原理がある。だがこれはおかしいと思う。なぜかというと、では人間を動かす物質とは何であるか? という疑問が残るからだ。 人に限らずこれ..

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「わが国選挙行政の問題点」

2011-06-28 22:33:18 | 日記

「わが国選挙行政の問題点」

わが国選挙行政の問題点
<はじめに>
 日本は、世界でも有数の官僚国家・行政国家であり、先進的ハイテクノロジーとともに、先進的な行政が行われているといっても過言ではない。しかし、古い法律や縦割り行政の枠組みで、非能率や時代遅れの面も、少なからず残っているが日本の行政であると言える。選挙行政には特にこういった時代遅れの面が強く残っている。その一番の要因は、現在の公職選挙法に、1925年の選挙法の影が強く残存していることにある。これには選挙運動を規制する多くの規定が置かれ、これが現行の選挙法の元になっており、古い選挙法のしがらみを引きずっているものが少なくなく、時代遅れの様相を出している。こうした制度面の立ち後れを考え直さなくてはならないだろう。
<現状>
 日本の選挙行政における問題点は大きく分けて、選挙権の問題、選挙啓発の問題、選挙運動規制の問題、選挙公営の問題の4つに分類できる。以下で日本の選挙行政における問題点についてみていきたいと思う。
<選挙権>
 選挙権とは、投票する権利、あるいは選挙人としての資格を指す言葉である。日本においては、1889年の明治憲法とともに制定された衆議院..

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中世ヨーロッパの海・森観

2011-06-28 15:53:16 | 日記

中世ヨーロッパの海・森観

 (1)a 中世ヨーロッパと環境
 ヨーロッパの範囲を考える上で、まず思い浮かぶのが「アングロノルマン王国/アンジュ王国」である。これらから、海を介した大陸との関係や「島」で自律した形成などがあげられる。たとえば「イングランド(人)」などがある。また、講義の中で、マン島にも触れられたと思うのだが、マン島はCrown Dependency(属領)であって、連合王国ではないということしか残念ながら覚えていない。
中世の時代において、海はコミュニケーションや商業交易を媒介する「場」としての役割を持っていた。12Cから13Cにかけてのことを書いた本でブリテン、ジェラルド、ウェイルズのことを書いた本の中で、諸侯が軍をアイルランドに派遣したときのアイルランドの特徴を東方と対比している。それによると、海は不可思議な場であるということである。ヨーロッパは「毒」のない場として、逆に東方へは行けば行くほど「毒」性が強まるとしている。
 大航海時代には海は異界への入り口として考えられていた。つまり、海には分けの分からない怪人たちがいるらしいと考えられていたというのである。ウルトラマン怪獣か?仮面ライダーの怪..

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