矢野 文彦/花冠同人

   の 俳句ブログ

5.7

2009-05-07 23:20:24 | Weblog
デイケア。「樟」への反響まだあり。
終日雨模様。

Yさん、告別式
 悼 Bon voyage青葉若葉のまっ盛り

5.5

2009-05-05 16:29:07 | Weblog
「花冠」6月号届く。

折り紙の兜に愛と子供の日
色見本めいて新樹の並木かな
いただいてすぐに炊きけり豆ご飯

5.4

2009-05-04 17:05:33 | Weblog
何ひとつなき空ぞ空五月来る きょうの佳句
  
  ヴァチカン美術館ハイビジョン
ルネサンス絵画彫刻聖五月

散り積もる樟の落葉の今日の嵩


5.1

2009-05-01 13:41:41 | Weblog
自句自解 
坂の上の雲見つづける昭和の日
坂の上の雲はもちろん司馬遼太郎の代表作。
『坂の上の雲』とは、封建の世から目覚めたばかりの幼い日本国家が、そこを登り詰めてさえ行けば、やがては手が届くと思い焦がれた欧米的近代国家というものを、「坂の上にたなびく一筋の雲」に例えた切なさと憧憬をこめた題名である。(ウィキペディアより)
それは昭和に入ってもそうであり、戦後の高度成長期もまたそうであった。日本は今もなおそうではないかと、昭和の日にあらためて思った感慨をこめた句である。