5.1 2009-05-01 13:41:41 | Weblog 自句自解 坂の上の雲見つづける昭和の日 坂の上の雲はもちろん司馬遼太郎の代表作。 『坂の上の雲』とは、封建の世から目覚めたばかりの幼い日本国家が、そこを登り詰めてさえ行けば、やがては手が届くと思い焦がれた欧米的近代国家というものを、「坂の上にたなびく一筋の雲」に例えた切なさと憧憬をこめた題名である。(ウィキペディアより) それは昭和に入ってもそうであり、戦後の高度成長期もまたそうであった。日本は今もなおそうではないかと、昭和の日にあらためて思った感慨をこめた句である。