お～～、これで渋滞も解消されるかも・・・
雪国の人は冬は冬タイヤ、というのが当たり前ですが、
そうでないところでは、冬場、雪が降ると高速道路は”チェーン規制”
なるものが発令されるんですね・・・
要はチェーンを巻いているか、冬タイヤじゃないと通行できないんです。
現在では冬タイヤ＝スタッドレスタイヤのことですが、昔はスパイクタイヤ
なんていうのもありました。知らない方のために補足させていただくと
タイヤに鋲が打ってあるタイヤです。
滑らないのですが、雪のないところでは道路も削れるし、粉塵もすごいため
現在は使用禁止です。
最近はスタッドレスタイヤの性能も良くなり、雪のたびにチェーンを巻かなくてよい、
というお手軽さもあり、かなり普及してきました。
チェーン規制が発令された時、高速道路の入口や規制区間手前の出口で
タイヤのチェックが行われるんです。
そして、冬タイヤじゃない車は高速に入れないし、出口では降ろされます。
このチェック、どうやってやるか知ってますか？
いまだに、なんとなんと、人間による目視なんです！！
せっかくETCで料金所で止まらなくて良くなったのに
このチェックのためにいちいち止まらなくてはいけないのです。
そのために交通量の多い時には、渋滞になってしまうのです・・・
まぁ、安全のためには致し方ないところもあるのですが・・
それが、ようやく機械でそれができるようになったようです。
やっと・・という感じですが・・
タイヤに強力なLEDライトで照らして撮影し、溝の深さや形から
コンピューターがスタッドレスタイヤかどうか判別する、というものです。
情報は画像と音で誘導員に瞬時に伝えられ、装着していれば
そのまま通過させる、というものです。
これが普及すれば、チェーン規制時の渋滞もかなり緩和されるのではないでしょうか？
試算では、現状より6分の1に短縮できるようです。
しかしまだ、このシステム、西日本の4路線5ヶ所での試験的運用になるようです。
全国的に普及するにはまだまだ時間がかかりそうですね。
個人的には、すり減ったスタッドレスタイヤやSUVのゴツいタイヤは
どうなるのかな？？ という疑問が残っているのですが、
そのうち確認してみます！！
今日はこのへんで・・・
年末年始、雪国へ行かれる方もいらっしゃるでしょう。
どうぞ、お気をつけて、