8月26日
葬場祭(告別式)、火葬祭
広島県だけの独特の次第「奉幣」の儀を葬場祭では行います。
また、神道の葬儀ではなくなった方の人生を尊び称え、祭詞の中に盛り込んで奏上します。
日頃より万葉集、古今和歌集、新古今和歌集などに親しみ、古えのよき言葉を探し続け、祭詞に盛り込みます。神職は常に古典に習熟することが重要なわけです。
二日間にわたる諸儀式を無事奉仕することができ、安堵いたしました。明日よりまた神明奉仕に励んでまいります。
8月26日
葬場祭(告別式)、火葬祭
広島県だけの独特の次第「奉幣」の儀を葬場祭では行います。
また、神道の葬儀ではなくなった方の人生を尊び称え、祭詞の中に盛り込んで奏上します。
日頃より万葉集、古今和歌集、新古今和歌集などに親しみ、古えのよき言葉を探し続け、祭詞に盛り込みます。神職は常に古典に習熟することが重要なわけです。
二日間にわたる諸儀式を無事奉仕することができ、安堵いたしました。明日よりまた神明奉仕に励んでまいります。
8月25日
早朝、一本の電話あり。神道家の葬儀依頼でした。以前より相談を受けていましたが、こればっかりは事前準備も限られています。
今日明日と来客や取材が入っていましたが、急きょお断りの連絡をいたしました。神職は葬儀に関与したときは、その日の神社奉仕を控えます。葬儀に徹するということです。テレビ取材は、大雨続きで延期延期となった末でしたので、恐縮至極です。また、ご縁があれば、お越しください!
夕方、通夜祭並びに遷霊祭奉仕、当賀茂支部では、修祓をしません。神社本庁が示している神葬祭も修祓はありませんが、全国の多くの神職は修祓を行っています。その理由は、教学的には理解しがたいものですので、当支部では神様の関与を遠慮申し上げ、塩湯による「清めの儀」を行っています。また遷霊の儀には、神社の遷座と同じく、遷霊前祭詞と遷霊後祭詞も行います。これもまた賀茂支部で取り決めたことです。
明日もまた葬場祭、火葬祭をご奉仕申し上げますので、神社を留守にします。