おやじなミュージックライフ

JAZZ FUSION AOR ギター そして愛猫CIELO&CHIBIとおやじの日々

ケニー・バレルの全貌

2006-04-20 | JAZZ&ECM
WBC優勝でそれなりに盛り上がっているペナント・レースですが、なんと、いきなりファイターズの新庄が引退宣言してしまいました。結構、好きなキャラだったので惜しいです。次は、映画界&ファッション界にデビューかなん?!

BLUE NOTEレーベルでのブルージーな演奏で著名なケニー・バレルですが、彼は音楽観のふところが深く、ラテン&ボサノバやトラディショナル、クラッシックも好んでおり、Jazzyなアレンジで素敵な演奏を聴かせてくれます。
この「GUITAR FORMS」はプロデューサのクリード・テイラーが起用した、鬼才ギル・エバンスのアレンジが素晴らしく、様々なバレル的音楽エッセンスが、上手く表現されているアルバムです。
特に、ガット・ギターのソロから始まる「グリーン・スリーブス」の構成は素晴らしく、隠れたる名演と言えるでしょう。5曲目のボサノバ風アレンジの「Moon And Sand」は、この後、彼のアコギ・ナンバーの十八番になり後に発表するHAND CRAFTEDでも名演を残しています。また、コンボの「ブレッド・ウィナー」での演奏はピアノのロジャー・キャラウェイのアドリブがモンク的で掛け合いにも熱のこもった好演になっております。アレンジはJAZZなんですが非常に解り易く、かつアドリブも好演と美味しい内容です。


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