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韓国の青い空 한국의 푸른 하늘

韓国旅おすすめの場所(35)漢字を伝えた王仁(ワニ)博士の生誕地

日本に漢字が有るのはワニ博士の功績、韓国よ何故漢字を棄てた📝

2014年1月
日本に漢字「千文字」と論語を伝えたとされる王仁(왕인)博士生誕の霊岩を訪ねた。

『千字文』(せんじもん)は、子供に漢字を教えたり、書の手本として使うために用いられた漢文の長詩である。1000の異なった文字が使われていて、全て違った文字で、一字も重複していない。




ソウル~木浦~霊岩、往復日帰りで行きました。


木浦駅から霊岩は,20人乗りの小さなバス。



「木浦は港だ」と言う映画があったような?


ソウル~木浦駅、KTX乗車


駅~霊岩(영암)バス乗車30分程?


バス停のすぐ近くが王仁博士遺蹟址


広い敷地


王仁博士の肖像画


博士の記述がある古事記


同じく日本書紀


千字文の碑、裏表にびっしり文字がある。



ここ聖基洞で生まれ学問を練磨。

五世紀始め、日本の応神天皇の招きを受け論語10巻、千字文1巻を携え日本に渡る。

天皇の信任を得て太子の教師に任じられた。

古事記には和邇吉師、日本書紀には王仁という名が記されている。






私の所蔵本「千字文詳解」伏見沖敬著

【千字文の始めと最後の文】
  
天地玄黃 宇宙洪荒 (天は玄くろく地は黄色 宇宙は広く広大無辺)

日月盈昃 辰宿列張 (日月のぼり傾き欠ける 星や星座が並び広がる)

寒來暑往 秋收冬藏 (寒さが来れば暑さが去って 秋に穫り入れ冬に備える)

中略

璇璣懸斡 晦魄環照 (きらめく星は移ろい巡り 月は隠れてまた出て照らす)

指薪修祜 永綏吉劭 (薪は代わるも火は滅びない 永久に安らぎ福につとめる)

矩步引領 俯仰廊廟 (正しく歩き首のばし待つ 宮殿内の立ち居振る舞い)

束帶矜莊 徘徊瞻眺 (朝服ちょうふくを着て威厳を保ち 行ったり来たり見上げ眺める)

孤陋寡聞 愚蒙等誚 (ころうかぶんは道理に暗い 愚蒙ぐもうひとしく責め叱るべし)

謂語助者 焉哉乎也 (助辞というのは語勢助ける 焉 哉 乎 也と これにて終る)


※ハングル文字を創った世宗大王は有名ですが、日本に漢字を持ってきた王仁博士の事をもっと知って貰いたいと思います。

以上



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