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介護の道

オヤジヘルパーが行く

建物所有者と建築屋のモラル

2006年01月28日 11時10分12秒 | 介護
建物絡みでまたまた問題が持ち上がったようですね。
しかし、確認申請と完了検査を受けた後で、施工部分を取り壊して新たな用途に造りなおして営業を開始するとは。確かに、一般住宅でも施工しない部分を残して完了検査を受け、その後仕上げをするというのは聞いたことがあります(消防法関係の制限回避のため、日当たりが極端に悪くて居室と認められず納戸と申請して後で居室のための仕上げをするとか)。わざわざ仕上げておきながらですよ、費用だって馬鹿にならないはずでしょうに平然とやってしまう、その感覚、金儲けのためなら厭わない、まさに最近巷をにぎわす騒動の典型的一例といえるものです。
しかも、それが障害者向けの施設・設備だってことですよ!

バリヤフリーどころか、物理的にも精神的にも万里の長城のような、完全無欠の障壁を造って金儲けに走っている!!
経営者のモラルを語ること自体無意味です。その言いなりで図面書いたり工事したりする不届きな建築屋も、構造計算書の偽装や手抜き工事をする輩と同レベルのモラル(というよりそんなものは持ち合わせていない)でしょう。

オヤジにはこんな風潮は腹がたってしょうがない。勝ち組・負け組という選別も明らかな差別であると思っています。
この事件の本質は、健常者は「勝ち組」で障害者は「負け組」だと言っているのと同じことです。

こんなホテルの利用をしない、これが良識ある人間の行動だと信じます。
企業も、業務上でも私用でも利用しないということを公にコメントすべきです(身の潔白が明らかな企業であれば・・・)。

予防訪問介護

2006年01月27日 12時40分03秒 | 介護
今朝の新聞に「予防訪問介護」創設の件とそれに伴う報酬額の改定についての記事が在りました。
随分前から検討されていたようですが、勤務先でも今のところ何らのアナウンスもなく、現実的な活動がどうなるのかは末端ヘルパーには知る由もなさそうです。
でも、混乱はあるのでしょうね。どんなことするのか、報酬額との関係で場合によっては利用者共々みんなで大騒ぎ、ということにならなければよいのですが。
相変わらず、厚生労働省のホームページで最新の情報を検索するのは面倒です。
「新着情報」で最新の記事にはそれなりの表示がなされていますが、それを過ぎるとわからなくなる。せめて件名の最後に更新日時を表示してもらえると助かるのですけど。
ヘルパーから介護福祉士に一本化ということも、数多くいるヘルパーのフォローアップという意味でも、わかりやすく情報開示してもらいたいものです。いまだにどこを見ればよいのかわからない。ご存知の方おいでましたらご教示よろしくお願いいたします(勤務先でも話題のかけらも無いようで、オヤジは相手にされてないのかも・・・とほほ)。

皇室とは硬質or軟質?

2006年01月26日 01時58分20秒 | 介護
皇族の一人(困った奴とこの際言い切りたい!)がまたぞろ雑誌(今回は一般誌)での対談で「天皇様」の跡取問題を含めて皇室の在りようについて物申しています。相手方のジャーナリスト(と称される者のようですが個人的には、偏った民主主義論者と理解しています)のヨイショと相まって、皇室万歳、そして、日本(にっぽん)の古き善き伝統文化を擁護することが主眼となっていると思われます。現代日本の抱える様々な矛盾に対する、戦前の体制への憧れか。
言論の自由とはいえ、国民と同様の自由権が認められない皇族に、しかも、現時点において政治問題とされていることについて、好き勝手に発言することは論外です。
もっとも、おバカな首相を輩出する国ですから、このような輩が出張ってきてもおかしくはないのでしょうけど・・・
「皇紀2665年の伝統」といわれてもねー、戦前の教育を受けた方ならいざ知らず、そのこと自体に何の意味があるのか。皇紀なるものは、神武天皇が即位したとされる年を元年とする紀年法とされるが、神武天皇が即位した時がいつであるかについては不明だそうですから(もっとも、明治に法令上定められ、現在でも有効だということです)。それを歴史的事実として認めろと言うのでしょうか。
とするならば、どうしても、自分勝手な都合で戦争を仕掛けた、あの大日本帝国と天皇とが蘇るという、怪しい雰囲気が醸し出されるような気がするのですよ。
日本は神の国と言ったふざけた首相もいたわけですから、そのうち天皇は神様だと言い出しかねない。そんなわけは絶対ない、と確信を持って言えますか。

皇室についての話題は、ワイドショーや週刊誌ネタになるような下世話なことばかりで、その現状(法律的・経済的視点での)を的確に国民に公開しているとはいえません。ある意味、皇室にとっても国民にとっても残念なことです。
しかし、現状はともかく、皇室がどうあるべきかは、むしろ国民が議論すべきことです。その必要性をも含めて、存在意義が問われなければならないのではないでしょうか。
そうでなければ、男だろうが女だろうが、次代を担う天皇は不幸を背負うことになりましょう。

常識と非常識

2006年01月25日 15時24分11秒 | 介護
日々の利用者宅での業務はしっかりやるのは当然です。でもって、それ以外の社内的事務手続となりますと、やはり手間のかからないようにルーチンワークとして機械的に処理したいものです。しかしながら、案外と細々した事務手続というものは、通常以外(例外的なもの)のこととなると面倒になるというのは、会社や業種を問わずごく一般的ではなかろうと思います。
オヤジも一般的通常のことについては一通り(といっても書類2通に連絡事項が3・4程度ですが)説明を受けました。やはり、業務の個別性を考えて見ればいろいろとあります。それをいちいち全部説明することは無駄ですし、意味もないことは理解できます。が、その説明を求めると途端に、人を馬鹿にしたような横柄な態度に豹変する・・・そんな輩もまた存在します(これまたどこにでも居るような)。知らないのを非常識呼ばわりされるのは心外極まりないことです(こういう人でも100%全てのことを把握しているわけではありません!)。
などとくどくどしたことを言わずに「おや、これは失礼しました。すみませんがあらためて教えてください。」と目をキラキラさせながらお願いする方がよろしいようで。

ところで、どっかのおバカな首相は、戦犯をも祀っている神社への参拝について、アメちゃんは文句言ってないから問題になっていない、文句言ってるのは中韓だけだとか言っているようですが、人とのお付き合いという点から見てもこれこそ人を馬鹿にする非常識極まりない態度というものでしょう。
こんな感覚でもって「改革」したら、障害者支援法なる非常識な法律が出来上がるのでしょうね。
9月と言わずすぐにでもいなくなってくれ。
でも、後に続く輩の馬鹿さ加減も似たようなものか・・・

アワアワあわわ

2006年01月24日 21時23分38秒 | 介護
まさにバブルでしたね、あのIT会社社長絡みの一件は。
株価が何分の一になったとか、会社関係者や一般投資家、そりゃあ大変でしょうが結構いい思いをしたりいい夢見たりしたんでしょうから、そんなもんだと笑い飛ばしてしまいましょう。
あの社長も心入れ替えて、高齢者施設の諮問でもして社会貢献しましょう。
その方がよっぽど面白いし、ためになりますよ。
人生の大先輩にもまれるのもまた一興。

スーツ着た奴も胡散臭いけど、Tシャツ姿の役員もやっぱり胡散臭い。
それでは作業服着たオヤジヘルパーは…、これまた結構薄気味悪い!?
んなこたないですよね。

何が変わったのか

2006年01月18日 14時16分10秒 | 介護
年が明けたからといって別に変わるような事もなく、時間がただ過ぎてゆくだけならば…平和ですね。
暗く面白くない出来事がこれでもかと押し寄せてきます。
<雪害>
まさに「害」以外の何者でもない。大勢の方が命をおとされています。特に高齢者の方々、山間部は勿論都市部においてさえ、落雪や建物の倒壊による事故が発生しています。除雪のための人手も予算も足りない、何十年ぶりかの大雪とあいまって役所も大変。
オヤジも正月からほぼ毎日除雪におわれていました。
なんとか屋根の雪下ろしは免れました(これだけはやりたくはありません)。
融けて流れりゃただの水。されど、融けて流れりゃ雪崩に洪水…。何かと厄介な代物です。
<火災>
施設の高齢者や住宅の子供がその犠牲になってしまいました。
何とも痛ましい限りです。
一般住宅でも火災報知機の設置が義務付けられるようですが、やはり必要でしょう。もっとも、その維持には相当のコストがかかってしまいますが、命には代えられないというべきでしょう。
オヤジも訪問先での火気の取扱いには、さらに慎重を期しております、ハイ。
<お金>
IT会社の若社長、マンション・デベロッパーの社長、銀行の(元)社員、議員、お金が絡むこの人々も、ここ数日で巷を活気付けています(勿論負の意味でですが)。
税務署の方々、こんな奴等から税金をむしり取ってください。
お願いします。

除雪と人と

2005年12月23日 11時52分18秒 | 介護
まだまだ寒波は峠を越えないようで。
それにしましても、雪道を歩いて感じること、きれいに家の前を間口分除雪するお宅、玄関周りだけするお宅、何もしないお宅(もちろん空家でなく)、様々です。人となりのわからないところをですとどうともいい様がないのですが、老舗とか有名店、地元名士の家となると間口分の除雪がされていないといささか腹が立ってきます。こういうところこそ率先してやるべきだと。
あと、人となりのわかるご近所ともなると、除雪しない家には文句の一つも言いたくなります(といってもできませんが…)。日ごろのお付き合い、気遣いなど、こんなときにはその真意が透けて見えてくるようです。
寒い上に容赦なく降り積もる雪、ちょっと暖かくなれば融けて消えてしまうがゆえに、やる気など失せてしまうのはオヤジも同じです。それでもやっぱりやらなきゃならないでしょう。自分の家族、ご近所のために。当方は、お隣とお向かいが高齢の女性の一人住まい、手を抜けませんよ。

腰痛と積雪、どちらが先に消えてなくなるか…(あ、それにカイロと湿布も)。

寒い!

2005年12月22日 17時48分37秒 | 介護
本当に寒いです。
雪降るさなか灯油を買いに走りました(勿論車でですが)。高い、と思いつつもしょうがないですよね、買わなきゃどうにもなりません。懐も寒い…、ブリザードが吹き荒れています。財布をあけたら凍え死んでしまいます(本当に!)。

予想より早く、日本の人口が減少しているとの報道がありました。
来年度予算においても負担が増え、受けるサービスは縮小、毎年このようになっていくということが前提だと考えてもおかしくはないのでしょう。
老老介護、外人介護、当たり前の安上がり介護、んー、寒い介護ですね。

寒波再来!

2005年12月21日 14時06分56秒 | 介護
大きなお世話なことでまたまた寒波がやって来る。
周りの雪も融けて消え去ることもなく、さらに雪が増す…
ご勘弁をー!!!と叫びたくなります。
雪のために、幅員の狭い裏道は車が通るだけ、人様は雪だまりに追いやられています。車道を歩く高齢者、小さい子供たち、怪我のないことを祈るだけです。

考えてみると、突然の大雪というのも地震や津波という「自然災害」と同じようなものではないでしょうか。まさに、この危機(といっていいと思うのですが)を乗り越えることができるような体制にあるか、ということが問われるのではないかと思います。「雪国」なんて言葉は物語でしかでてこない状況ですが、以前までそう呼ばれていた地方都市も、どういうわけか大都市同様に雪に脆くなっています。
幹線道路は車のために早くから除雪対策が施され、車道には雪の跡すらありません。その一方で、幹線道路に接続する幅員の狭い、いわゆる生活道路になるとクレーターよろしくタイヤのスリップした跡の穴ぼこだらけの雪道。そこを無理やり走る車とすれ違う歩行者、最悪です。市街地など、高齢者世帯の多いところでは除雪はままなりません。また、高齢者も亡くなり居住者を失った住宅は取り壊されてあき地か駐車場となり、ここも雪で埋もれ除雪など誰もしません。
まったく危険な生活道路、日常生活の確保どころか緊急時の対応も困難です。
これで地震がきたら…これを考えるのが行政の務めでしょう。

地方ではドアからドアへの行動が当たり前のようになっていますが、人間の移動の主体を、「歩く」ことから「乗る」ことにしてしまって本当によいと思いますか?

寒波到来

2005年12月16日 10時45分56秒 | 介護
いやとんでもない寒波です。
あまりの寒さにマシン室(なんて大げさですが)に居るのもつらく、おまけにマシンも立ち上がらない…(室温5℃になるとダメです)。暖房すると結露が怖いものですから今日までほったらかしにしていました。
さすがに1週間もそのままというわけにはいきませんので、カイロを腰に当てつつ無理やりマシンを動かしてます。
利用者宅で、自宅で、実家で、雪かきしまくって腰にきています。家から出ようという気が一気に失せてしまいます。
歩行者にとっては年齢や障害に有無に係わらず大変です。除雪・散水・ロードヒーティング等々をやりませんと、人力除雪に期待することは市街地では難しいことです。
それと積雪深さによっては屋根の雪下ろしも必要になりますが、これは素人にはとても無理です。高齢者に任せることは大いに問題があります。あちこちで転落事故が起きているようですし、道路とあわせて全体的に対策を考えないといけないのではないかと思います。
雪の積もるところはいやだ、暖冬で雪無しがいい。