レンスト極北日記BS

常識の消滅と観念の再構築。

ようこそ…… レンストの世界へ……

recollection.特捜ロボジャンパーソン・ブルースワット

2012年08月09日 | メモリアルフレーバー
 メモリアルフレーバー、第32回はジャンパーソンとブルースワットを見て行きます。ちょっと短いですがご容赦。

 ジャンパーソンは全身メカのヒーロー、かたやブルースワットは生身のヒーローとして登場しました。
 メタルヒーローは戦隊のお約束を守る必要が無いカテゴリのため、こういった形での作品へのアプローチが出来たのは良いことです。
 
 どちらもカード化枚数が少なめで、この作品ならではといった戦略を積み込んだデッキを作成できる域までは達しませんでした。しかし、カード化された中に明らかに強力なものがあり、既存のデッキを大幅に強化してくれる可能性を秘めていましたね。
 実際、主人公よりも脇キャラや敵キャラが使われているし……使い勝手のいいキャラのカードは、やはりカード化の枠が少ないため、人気キャラに愛情盛り込んじゃった結果でしょうかね?
 
 そんな感じで振り返ります。
 夢さえあれば平気さ、全て。愛だけあれば叶うさ、きっと。

特捜ロボジャンパーソン/ブルースワット


ちくしょーまたタダ働きかよ!ぐちを言いながらも、彼の動きに迷いは無かった。
 ―隊員コード153 ショウ

ショウ突っ込みすぎよ!彼女は背中に声をかけつつ驚くほどの正確さで射撃した。
 ―隊員コード011 サラ

仕方ありませんね。そう言うと、彼は熟練の手つきで重火器を扱い発射体勢を取った。
 ―隊員コード071 シグ

その車は銃撃戦の真っ只中に滑るようにして現れた。
 ―ダークジェイカー

ジャンパーソン、フォージャスティス!
 ―JPカード

いくぞJP!まったく、こんなときにガンモドキはドコに行ったんだ?
 ―アールジーコ

おいおい、俺も混ぜてくれよ。じっとしてられねぇんだ。
 ―GGスレイヤー

個々の力量はもちろんの事、全員の信頼と訓練によってのみ成立する戦術がある。
 ―BSフォーメーション

どんなに悪人でも、彼は人を殺さない。それは彼の開発者が、人間を信じているという証明。
 ―ジャンパーソン

ベイベー、ジャンパーソンをやるのはこの俺だけだ。邪魔するなよ。
 ―ガンギブソン

その輝きと温かさは、人々が平和を願う意志の光。
 ―ゴールドプラチナム

俺達の星を、平和を!許さねえっ!!
 ―隊員コード153 ショウ

怒れ…戦え…と呼ぶ声に導かれ、戦士は白銀の鎧を身に纏う。
 ―ハイパーショウ

キャロルの仇だ…正体なんか関係ねぇ、何度でも俺が奴を倒す。
 ―ガンギブソン

これは心を捨てて得た力だ。中途半端なお前が勝てると思っているのか?
 ―ビルゴルディ

人間ではない私にも心と呼べるモノがある。だからこそ負けるわけにはいかない。
 ―ジャンパーソン

 さっくり終わってしまいました。フレーバーの並べ方のイメージとしては、銃撃戦を繰り広げるブルースワットの前にジャンパーソンとガンギブソンが登場して加勢するって感じです。
 
 ジャンパーソンはどのカードも何かしらの利点があり、使ってみたくなる魅力のあるものばかりでした。JPカードはマルチの登場で面白そうなことになり、ジャンパーソンはダークレイダーと合わせて超除去能力を持ちます。
 アールジーコは緑のメカ警察デッキにアクセントとして加わり、ガンギブソンはどちらもデッキに入れておけば期待以上の働きをしてくれます。特にメタル版のガンギブソンはラッシュまでとどくお手軽な確定除去であり、出現当時から恐れられていたものです。JJの登場で、より安定したラッシュ撃破ができるようになるまでは黒またはRCデッキでの採用率は非常に高かったですね。
 後半で登場したビルゴルディも、デッキ構築の制限つきとはいえ凶悪な撃破効果を持っています。あきらかにパワー3とは思えない性能していましたよね。レンスト仲間のF君の言った「俺のキングライナーがゴミのように消されていく……」という嘆きが忘れられないぜ。フヒヒ

 ブルースワットは逆に、むしろゴールドプラチナムだけしか印象に残るカードがありませんでした。
 隊員はメタが黒と青によっているのは原作のイメージからして良いのですが、BPなどが低かったり、隊員より広範囲の優秀な効果を持つカードが存在したりで、結局あまり活躍させようがなかったというのが現実です。
 特徴:スワットはレアなので、スワット絡みのデッキならば使ってあげたくはなるのですが……その特徴以外がデッキパワーの足しにならないという悲劇。XGのショウは敵全体の青と黒のBPを下げる効果でまだ使い道が無いでもないのですが、やっぱり難しいですよね。
 カテゴリ指定の撃破とか、ゴセイナイトくらい容赦なければ使い易いんですけどね。まぁ、あっちはあっちでやりすぎか。

 ゴールドプラチナムはレンスト終盤までどんどん強化され、最後にはゴセイゴーカイラッシュからのバトンタッチで何にでもなれるという最強サーチに成り果てました。ほんと、ここまで使いやすくなるとは思いませんでしたよ。
 悪名高いのどかブルーデッキでも、タッチで優秀なマルチを入れておけばプラチナムで状況に合わせてラッシュすることが出来、応用もかなり効く使い方が出来ました。単に攻めたいならXG5ゴセイレッドやビーファイターヤンマ、手札が多いならXGグレイブ、嫌なSユニットがいればXG5ゴセイブラックなど、使い分けも楽しかったものです。
 ミラーワールドと異次元調達屋をあわせて、プラチナムを使いまわすデッキも存在したようです。とにかくレンストの強力なサーチカードとして活躍していましたね。

 今回はここまでです。これからコミケに行ってくるので、次回更新はちょいとお休みします。
 レンストブースを覗いてくるので、なにか面白いことがあったらここで報告しますよー。

 ではまた次回。


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5 コメント

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Unknown (さだ)
2012-08-09 09:54:30
効果としてはジャンパーソンの方が強いのですが、ビルゴルディのほうがゲーム環境に与えた影響は大きいですよね。
レスキューファイターやキングライナーといった従来では撃破しづらいユニットがDAで楽に撃破できるようになったのはやはり大きい。DA単ではこれらのカードによる被害を最小限に抑えれるカードがグリフォーザーのように重かったりボンベバンキみたいな局所的なメタだったのでありがたいところ。
同じ重速同士で相手だけ電子レーダーやらオルゴールやらこちらにとって致命的なカードがあったので、これくらいのスペックはあっていいのではと思ってます。

XG4のジャンパーソンとビルゴルディはフレーバーも効果も原作再現と実用性に優れているのが素晴らしい。ジャンパーソンはアタック制限の変化とフレーバーが最終回を連想させますし、ビルゴルディはまさに兵器そのものです。
ジャンパーソンはボウケンレッド(XG5)や仮面ライダーレイといった同じアタッカーと比べて少々見劣りするのが残念ではありますが。

ただ一つ残念なのがイラスト。中北晃二さんは戦隊2弾から参加している古株でイラストも安定してかっこいいのになぜかこの2枚のパズルはポーズが微妙に感じてしまう。ターボレンジャーのパズルはかっこよかったのに。
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Unknown (立花すえ)
2012-08-10 14:30:40
ゴールドプラチナム→ゴセイゴーカイ→スモーキー
って最終的にすごいスモーキーフォッグマザーがだいぶ楽に・・・w;
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Unknown (しゃふと)
2012-08-15 13:46:48
さださん→
黒単デッキ初手ビルゴルディの安心感はスゴイ。無印初期のボウケンレッドやライダー登場後のカリスもかなりのものでしたが、ビルゴルディはその中でもトップクラスでしたね。
まぁ、返しにアクセルで飛ぶとか、電王CFに殴られるとかもあるので苛烈な中でのよいバランスなのかも?

イラストはもう、ホントに残念。
レンストは躍動感のあるイラストも多くて良かったのですが、棒立ちすぎるイラストがたまーにあって…そーいうのに限って使いたいカードだったりして。

すえさん→
フォグマスモーキーは緑と組むとアドレスやバトルシャークで呼べるのでよかったのですが、そっちのアプローチも出来るようになったのが便利ですね。
とにかく青がカードパワー強かったなぁ…。
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戦います (なりたい)
2013-01-03 23:30:39
サラさん
はどこに
いてるの
ブルースワットチームに敗退かな
tatu-chan9981@ezweb.ne.jp
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Unknown (しゃふと)
2013-01-08 14:25:06
おや、この記事に漂着した方ですか。
初めまして。
レンストプレイヤーの方なのかなぁ、と思ったり。

レンストやってない方ならわからないと思うので一応書くと、サラとシグの隊員コードは公式が間違えて逆になっているのですよ。
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