全国一斉に開催されました。
今回、私の担当する東・東京会場は、千代田区少年軟式野球連盟のご協力により外濠公園運動場での開催。
ここは嬉しいことに院長の地元四谷♪ 天気にも恵まれ、気合の入り方が違います！
今年の講師陣は…
投手 ～ 土橋正幸（元日本ハム） 金田留広（元ロッテ） 吉井晃（元横浜）
捕手 ～ 醍醐猛男（元ロッテ）
内野守備 ～ 副島孔太（元ヤクルト） 藤野正剛（元西武）
外野守備 ～ 島田雄二（元日本ハム） 長崎慶一（元阪神）
トレーニング ～ 佐伯勉（元巨人）
毎年、他区では350名ほど集まるのですが、さすがに千代田区に在住する少年たちは少ない…
それでも240名の少年たちが集まり、会場は熱気に包まれました。
例年のごとく、ウォームアップを担当する院長。まずは元気一杯、大きな声を出して体を動かしていきます。
左は首位打者を獲得し、85年阪神の日本一に貢献した往年の名選手長崎慶一さん
私が巨人軍在籍時に、当時千葉ロッテの二軍監督を務められていたのが醍醐さんです。
今年は醍醐さんのお手伝いでバッテリー部門を担当。私自身、草野球で捕手もしているので、多くのことを
勉強させていただきました。捕手で最も重要なことは何か？大きな声？配球？【答：確実に捕ること】
右は捕球の仕方を指導者にレクチャーする院長。ミットでボールを追いかけないためにも低く構えて
いかにボールを下から見る感覚で捕れるかが大事です。
元西武ライオンズの藤野さんと最近の流行などグラブ談義をする院長。
打撃をレクチャーする院長。小学生といっても、ご覧の通り体格差があるので、全員に同じ指導はできません。
ここではワイドスタンスで行うティーバッティングなどで下半身主動の打ち方を指導しました。
今回も多くの指導者から「強いチーム作り」について質問を受けました。
まず、野球教室では真剣さを確認する意味で、ユニフォームの着こなし方を注意しながら見ていますが
不思議とカッコよく決まっている子は野球も上手い！
ユニフォームはいわば「戦闘服」です。ユニフォームを着たら、ある意味「ギラギラ感（高い集中力）」がないとダメ！
そして全員が同じ方向を向いて戦う気持ちがあるかどうかが大切です。
野球に関わらず、スポーツとは“真剣勝負”です。正直、私の中には「適当に楽しめれば良い」という教育方針は
ありません。なぜならば、勝負事は勝たなくては楽しくないからです。
勝つために努力をする。上手くなるために努力をする。頭を使って何百通りもある戦略を駆使して戦うことに
野球の面白さがあります。後手にまわらず常に先手必勝！
いかにして上手く、そして強くなれるか。方法はひとつ。それはたくさん練習することです。
試合ではエラーをしたり、ストライクが入らなくてもやり直しができません。練習でしつこいくらい弱点を
反復練習して、何かきっかけをつかんで、自信を持って試合に臨んで欲しいと思います。
その練習の成果を試す場所が試合です。今度はグラウンドで思いっきり自己表現して下さい。
もし、何年経ってもチームレベルが上がらなかったり、個々の技術が上達していないようであれば、
それは取り組み方に問題があるといえます。
当時の長嶋茂雄監督が選手たちに良く言っていた心に残る言葉が「現状維持は退化と思え！」です。
ひとたび社会に出たら競争の毎日です。野球をやることによって強い心を持ち、チームワークを通じて
今から組織力というものを学び取って欲しいと思います。
最後は千代田区少年野球連盟の皆様と記念撮影。
今回の写真も全て巨人時代から撮り続けてくれている佐々木姉弟さんにお世話になりました。
また来年以降もよろしくお願い致します。<(_ _)>
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