このボウリング場に通うようになってから2年3か月が過ぎたある日。
例によって例の如くというのは嫌な表現であるが、
またしてもこのボウリング場に「持ち込み禁止のお酒を持ち入れて」、
DQNな若者連中が大騒ぎで「遊んでいた」。
当然の如く左右同時投球禁止などのマナー・ルールは守っていない。
あまりにもうるさく迷惑なので、スタッフに「少し注意してくれないか」と
話をした。だが、この店員は俺にまったく目も合わせず、半分無視を
きめこんでいるような対応をしてきて、空返事しかしてこない。
そもそも、「お酒持ち込み禁止」を目の前にし黙認しているのである。
まるで、スタッフとしての職務の数分の一は放棄しているも同然だ。
その態度に俺は憤りを感じた。
そして、「あなたでは話にならない!上の者を出してくれ!」と言った。
出てきたのは、「はじめて会う支配人」であった。
以前会ったことがある支配人とは違っており、この支配人を店内にて
見かけたことはあったが、支配人とは思えない人物だったために、
あまり記憶にとどめていなかった次第である。
眼鏡をかけ、なんとなく冷酷かつ拝金主義者の容貌をしていたと思う。
出てきてすぐに支配人は言い放った。
『あなた、(前に)ウチの本部に何度か文句の電話かけてきた人だろ。
いちいち言われても、ウチとしては対処しませんから』と無礼な言葉を
並べていった。思わず困惑してしまうようなひとこと目であった。
それに返答して俺が「マナーやルールがここにもあるんでしょ?
それらをあの人達に教えるような事はしないの?」という質問をしたが、
返ってきた言葉は、ある意味では衝撃的なものだったといえる。
『“ウチにつぶれろ”って言うんですか? 一般のお客さんが何をしても
一切注意することはしませんから! ルールを教える事もしませんよ!
今、ボウリング場がどんどんつぶれていってる時代だってのに・・・。
マナーやルールはマイボウラーだけが守ればいいじゃないの!
彼らは“違う”んだから、自由にやらせますよ。それがウチの方針!
あなたはそれが嫌なんでしょ? それならウチに来なくてけっこう!!』
ボウリングマガジンの投書コーナーに、ボウリング場の若者のマナー、
ルールの無知度や守らなさについて掲載がされることがあるのだが、
ボウリング場の経営責任者の意識からしてこんなものだった。
もう、ボウリング業界の経営層はくさっているとしかいえないレベルだ。
あまりにもばかばかしい支配人の言動に、俺は言葉もなくなった。
そして、こんな店に行くのは「こっちから願い下げ」することにした。
ーーーーーーー
そのボウリング場の経営がどんな状況なのかはわからない。
だが、連中は「自らが自らの首を絞めている」という事がわかってない。
俺はそのボウリング場からそれほど離れていない「ラウンドワン」に
ホームセンターを変えた。ラウンドワンに屯する若者のマナーの酷さは
言うまでもないことなのだが、そのラウンドワンは、マイボウラーと
レジャーボウラーを極力離すことで「妥協」をはかっているようだ。
また、マイボウラーへのお客様第一の対応は徹底されているようで、
そこには正社員の方々の「ボウリングを愛する」がゆえに努力が
見て取れるものである。少なくとも、前に通っていたボウリング場よりは
「ボウリングを愛する気持ち」がしっかりとある面は評価できるものだ。
前のボウリング場にて以前よく見かけたマイボウラーが、
次々とそのラウンドワンに移ってきているように感じる。
理由は様々にあるとは思うが、前のボウリング場に何かしらで幻滅して
「移籍」してきた俺のような人も実際にいるようだ。
自ら自らの首を絞めている連中からは人も離れて行くということである。
例によって例の如くというのは嫌な表現であるが、
またしてもこのボウリング場に「持ち込み禁止のお酒を持ち入れて」、
DQNな若者連中が大騒ぎで「遊んでいた」。
当然の如く左右同時投球禁止などのマナー・ルールは守っていない。
あまりにもうるさく迷惑なので、スタッフに「少し注意してくれないか」と
話をした。だが、この店員は俺にまったく目も合わせず、半分無視を
きめこんでいるような対応をしてきて、空返事しかしてこない。
そもそも、「お酒持ち込み禁止」を目の前にし黙認しているのである。
まるで、スタッフとしての職務の数分の一は放棄しているも同然だ。
その態度に俺は憤りを感じた。
そして、「あなたでは話にならない!上の者を出してくれ!」と言った。
出てきたのは、「はじめて会う支配人」であった。
以前会ったことがある支配人とは違っており、この支配人を店内にて
見かけたことはあったが、支配人とは思えない人物だったために、
あまり記憶にとどめていなかった次第である。
眼鏡をかけ、なんとなく冷酷かつ拝金主義者の容貌をしていたと思う。
出てきてすぐに支配人は言い放った。
『あなた、(前に)ウチの本部に何度か文句の電話かけてきた人だろ。
いちいち言われても、ウチとしては対処しませんから』と無礼な言葉を
並べていった。思わず困惑してしまうようなひとこと目であった。
それに返答して俺が「マナーやルールがここにもあるんでしょ?
それらをあの人達に教えるような事はしないの?」という質問をしたが、
返ってきた言葉は、ある意味では衝撃的なものだったといえる。
『“ウチにつぶれろ”って言うんですか? 一般のお客さんが何をしても
一切注意することはしませんから! ルールを教える事もしませんよ!
今、ボウリング場がどんどんつぶれていってる時代だってのに・・・。
マナーやルールはマイボウラーだけが守ればいいじゃないの!
彼らは“違う”んだから、自由にやらせますよ。それがウチの方針!
あなたはそれが嫌なんでしょ? それならウチに来なくてけっこう!!』
ボウリングマガジンの投書コーナーに、ボウリング場の若者のマナー、
ルールの無知度や守らなさについて掲載がされることがあるのだが、
ボウリング場の経営責任者の意識からしてこんなものだった。
もう、ボウリング業界の経営層はくさっているとしかいえないレベルだ。
あまりにもばかばかしい支配人の言動に、俺は言葉もなくなった。
そして、こんな店に行くのは「こっちから願い下げ」することにした。
ーーーーーーー
そのボウリング場の経営がどんな状況なのかはわからない。
だが、連中は「自らが自らの首を絞めている」という事がわかってない。
俺はそのボウリング場からそれほど離れていない「ラウンドワン」に
ホームセンターを変えた。ラウンドワンに屯する若者のマナーの酷さは
言うまでもないことなのだが、そのラウンドワンは、マイボウラーと
レジャーボウラーを極力離すことで「妥協」をはかっているようだ。
また、マイボウラーへのお客様第一の対応は徹底されているようで、
そこには正社員の方々の「ボウリングを愛する」がゆえに努力が
見て取れるものである。少なくとも、前に通っていたボウリング場よりは
「ボウリングを愛する気持ち」がしっかりとある面は評価できるものだ。
前のボウリング場にて以前よく見かけたマイボウラーが、
次々とそのラウンドワンに移ってきているように感じる。
理由は様々にあるとは思うが、前のボウリング場に何かしらで幻滅して
「移籍」してきた俺のような人も実際にいるようだ。
自ら自らの首を絞めている連中からは人も離れて行くということである。