先生方の足下
生徒の足下
本格的に梅雨に入り 雨の毎日だが・・・
先に お世話になった先生方の写真を掲載したが
その写真では 先生方は長靴を履いている。
また我々の卒業写真でも同じく長靴か高下駄であった。
また 中学入学式の写真を見ても
当方は下駄ばきで靴は履いていない。
クラスの中でも靴を履くものは少なかった。
当時の篠ノ井は駅前通りと国道は舗装されていたが
ほとんどが舗装されていない通りで
ひとたび雨が降れば 泥道であったので
歩けばズボンの裾には跳ね上げた泥がついていた。
そんな状態であったので 長靴か高下駄を履いたが
その高下駄の歯はハメ込み式のため入れ替えができる。
我が家の近くに下駄屋があって
その下駄づくりの工程は
今でも思い出される。
花柄や色物などいろいろな鼻緒があって
好みの鼻緒を下駄に取り付け
結び目には覆いの金具を釘付けしていた。
また表にはロウを塗り履きやすくしていく・・・等
靴を履いたのは高校生の修学旅行に行くために
採寸して注文した時からだった。
また校内では藁草履 これが木造の廊下でよく滑った。
手拭いの袋に米ぬかを入れ これで廊下を一斉に磨いたので
八組まであった長廊下が鏡のようになった。
*資料「篠ノ井の歴史と暮らし」では
1941(S16)年3月 国道長野~上田間完成
1951(S27)年4月 国道篠ノ井~上田間 国道18号舗装工事着工
1954(S29)年12月 駅前通り拡張工事 国道への連絡工事着工
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